忍者ブログ

いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2025'04.17.Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'01.30.Tue
逆の意味 投稿者:ナカマヤヨイ 投稿日:2006/06/25(Sun) 21:49 No.4013  
 

切に
この方でないことを願っています!
24日に見に行ってすっかり自信がないわたしです。



Re: 逆の意味 竜馬@管理人 - 2006/06/25(Sun) 22:18 No.4014  

ハハハ。「逆の意味で」ではありませんよ。
中間さん元気出してください。
昨夜二次会でもお見かけしなかったけれどおられましたか?
2004年の「自由美術北海道展」での作品、その秋の「自由美術展」で入選した作品、2005年の「自由美術北海道展」「自由美術展」本展での作品と見ていますから、今度はどんなのを見せてくれるかと楽しみにしているのですよ。

PR
2007'01.30.Tue
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2006/06/18(Sun) 22:52 No.3992  
 

3992.jpg ■「61回2006 全道展」

会場:札幌市民ギャラリー

会期:6月21日(水)~7月2日(日) (月曜日休館)

時間:10:00~18:00 (最終日16:30)

ご案内が遅れましたが、皆さん既にご存知だと思います。
いよいよ今年も公募展シーズンがやって参りましたね。



全道展 竜馬@管理人 - 2006/06/22(Thu) 22:21 No.4005  

4005.jpg ◆「61回2006 全道展」

初日に伺えなかったので、本日見て参りました。
昨年60回記念展を終え、今年から又新たな一歩を刻み始めた全道展です。
期待する気持ちでいっぱいでしたが、その思いのすべてが満たされたとは申せないかも知れません。
会員はさすがに実力者揃いですから、フアンにはタマラナイ作品が揃っておりました。
下に60名ほどの会員の作品をUP致しましたのでごらんになってください。

一般入選の方には画歴が長い方も、まだ学生の方も入り混じっております。
「協会賞」を受賞した島津 明美さんの様に30年に渉って制作して来られた方や、協会賞を競ったと言われる「北海道新聞社賞」受賞の大槻 力也さん(昨年受賞作品大学院修了制作展)の様に大学院を出たばかりという若い作家もおられます。
大部分の方の作品はきちんと絵になっている様に受け取りました。

今回は絵画と彫刻、版画部門から各1名の新会員が推挙されました。
と言うか、絵画など「1名しか出ないのか!」と言いたい心境です。
会友がガンガンと個性を競い合う団体であってほしいと思うのですが、今年の全道展はその点では少し期待が外れた感じを抱いて戻りました。
尤も、会員の中にも「○○さん、仕事忙しすぎたの?」と呼びかけたくなる方もおられました(笑)。
第1室は壁面と彫刻が一緒に飾られているので少し混んでおりますが、他の1階は割りとゆったりと飾られておりましたが、2階の展示はビッチビチで、隣の作品を外して写真を撮るのが困難な程でした。
余計なことはこの辺りで止めにして作品画像をご紹介します。

【新会員】
 佐々木 俊二「帰還兵
 清野 知子「モンステラ・A
 川上 勉 「月に磨く

【新会友】
 高橋 潔 「渦巻銀河06
 鈴木 なを子「猫村の一日〔午前9時:猫村がいちばん静かになるとき〕
 山本 昇 「造船所のある風景
 長尾 宇多子「窓辺1
 宮地 明人「off
 佐藤 志帆「沈黙する記憶」・「沈黙の唄

【会友賞】
 山田 一夫「残像2006(北緯42゜20'から)」「拡大1
 吉川 勝久「時の翼
 土屋幸子「薫風
 蔦 佳宏「

【全道美術協会賞】
 島津 明美「49/100の意思」「拡大1」「拡大2」「拡大3」「拡大4

【北海道新聞社賞】
 大槻 力也「不気味の国のアリス
 中西 信行「なごり雪(Ⅰ)
 原 久肖子「大地からの芽吹き…流れるまま
 佐藤 志帆「沈黙する記憶


【佳作賞】
 石本 久美子「室内残像-Ⅰ
 村田 美津子「緑の季節
 渡邉 範子「生きる(A)
 中村 得子「追憶
 岡野 郁子「二人の女
 馬場 雅巳「
 雁原 郁美「メランコリー

【奨励賞】
 今野 たかし「運河の町
 澁谷 美求「青の世界
 志田 翼 「或る現代のかたち
 坂本 テル「ひと、いすⅡ
 細川 登志江「八つ当たり
 井本 ますえ「樹霊
 豊嶋章子「窓から
 中江孝子「FLOWER'S composition Ⅳ
 阿部加奈恵「3回目の方法
 秋元智恵子「汐風2
 道源綾香「Honey Queen
 大熊敏弘「気06-3
 東 美穂「静寂
 中村友信「空へⅡ
 内野利子「黒釉黄結晶丸壺
 田村恵子「暁の旅立
 加藤 エミ「孤人の時間に

以上が新会員・新会友と受賞者です。
上記の皆様にお祝い申し上げます。
他に、いい意味でも逆の意味でも目が留まった会員・会友の皆様の作品を順不同でご紹介します。

■会員
 渡辺 貞之「黒い羽根の天使「バランスゴッコ」
 川本 ヤスヒロ「西方(父と母と)
 羽山 雅愉「黄昏
 福井 路可「雨の記憶、明日の海
 木村 由紀子「風の韻
 富田 知子「渇いた伝言
 デュボア康子「呼吸
 竹岡 羊子「井戸端会議-まとまらぬ話 venezia
 大地 康雄「異次元紀行(鍾馗)
 渡邉 眞利「赤い風
 中丸 茂平「原野風景
 米澤 邦子「夜語り-花-
 小笠原 実好「さくひんなんばー623
 高橋 靖子「'06〔記〕セルリアンブルー」「拡大
 高橋 要 「想像の海・科学文化の肯定と否定
 八木 保次「バイオレットローズ
 菅野 充造「mask 06-1
 斎藤 矢寸子「卵形都市-漂泊06
 鈴木 智子「ソナタのかたち
 梅津 蕙 「YU・RA・GI
 木村 富秋「鳥唄(漂)
 八子 直子「Soft wings song
 藤井 高志「あの日の記憶
 矢元 政行「奇想都市(増殖中)
 斉藤 嗣火「
 輪島 進一「アダージョ
 高橋 正敏「地上-白い夢に-
 森 弘志「as
 村本 千洲子「約束された刻
 板谷 諭使「
 小川 洋子「虚像
 伏木田 光夫「十字架下の人々
 野本 醇 「季節の扉
 八木 伸子「冬木立
 栃内 忠男「
 谷口 一芳「暮色
 岸 葉子「D'ou venez vous?
 西村 徳一「山神の祭り
 神田 一明「アトリエの彼
 高橋 三加子「森の中へ(風位)
 小関 恵久子「病院の景
 池本 良三「MIDNIGHT SOUND
 玉村 拓也「ハッピー街道を駆ける
 北岡 文雄「城塞と教会のある町(ベルギー)
 手島 圭三郎「冬の日
 山内 敦子「いしかり
 関川 敦子「雪明り まわり道
 福岡 幸一「白亜紀セノマニアンのアンモナイト
 渡會 純价「モーツアルトさん・歌
 森 ヒロコ「翼を持った少女
 二部 黎 「
 神田 比呂子「CHIZURU
 伊藤 隆弘「軌跡
〔故人〕
 小川 マリ「びわ小種
 尾崎 志郎「古い家

■会友
 松木 眞知子「breath Ⅱ
 星 ヱイ子「春暁
 會田 千夏「momoco
 波田 浩司「羽の舞う日
 中間 弥生「主夫の理想クッキング
 江幡 やす子「捨てられたものたちⅠ
 神谷 礼子「memory
 小笠原 緑「水の存在
 吉川 孝 「冠水橋B
 渡辺 通子「マイム・マイム(ひとり遊び)
 川上加奈「たまごをうんだ人



Re: 展覧会案内 もろこし - 2006/06/25(Sun) 11:18 No.4010  

竜馬さん、いつも展覧会情報をありがとうございます。
公募展の情報は特に、何十人もの出品者の作品をアップしてくれるので、まるで実際に会場に行って見てきたような充実感さえ覚えます。
絵は見たいけど、なかなか外に出られない、、、という状況の者にとっては、とてもありがたい掲示板です。  ありがとうございます。
今年は一般入選の方々の作品がアップされていませんが、今後もアップの予定はないのでしょうか??
欲張りですが、もし見せていただけるのなら入選の方々の作品も是非見てみたいので、お時間に余裕がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
これからも竜馬さんのお勧め展覧会を楽しみにしています。



Re: 展覧会案内 竜馬@管理人 - 2006/06/25(Sun) 13:32 No.4012  

4012.jpg もろこし様
身に余るお言葉いたみいります。
竜馬@管理人は最近匿名で投稿された方が、おおよそ「何方、若しくはどういう方」であるかの想像をするのが楽しみになっております。

実は、今回の全道展の観覧は歯医者の帰りに、昼休みを利用して短時間に拝見しました。
公募展の早見は得意ですが、それには時間が不足していて然程写しておりません。
ちょっと気になる方とか、知己の作品は多少写しておりましたので、その分だけはUPします。
ご期待に添えなくて申し訳ありません。
■一般
山本美沙「
小川 俊郎「演出家M氏
 桔梗 智恵美「Life-Line
 佐藤 仁敬「何も、見えない
 市橋 節こ「ながれ
 久保 綾乃「戯想」 
 本間洋子「回帰-2006(B)

2007'01.30.Tue
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2006/06/07(Wed) 10:04 No.3957  
 

3957.jpg 国宝 鑑真和上

会場:北海道立近代美術館

会期:6月24日(土)~8月20日(日)
   月曜日休館(7月17日開館)・7月18日(火)

時間:9:30~17:00(入場は16:30)
   6月30日を除く金曜日は19:30迄 (入場は19:00)

料金:一般1,200円・高大生700円・小中生500円


世界の「大事」を見に行く。
不思議だ。ただ見ているだけで、心が満たされてくる。



1998年に「世界文化遺産」に登録された「唐招提寺金堂」の大修理を記念して、北海道立近代美術館にて天平時代の仏教美術の至宝の公開が可能になりました。
http://narashikanko.jp/kan_spot/kan_spot_data/w_si83.html

6度に及ぶ多難な航海を乗り越えて来日した名僧、鑑真和上により759年(約1250年前)に建立された唐招提寺はその金堂を2010年までの予定で大改修しております。
その間を利用して全国巡回展をしておりますが、今回北海道立近代美術館にて国宝・鑑真和上坐像を中心に、国宝26点、重要文化財67点を含む130余点を一堂に公開いたします。

■【記念講演会】

①6月24日(土) 
 13:30~14:00
 「共に縁を結ばん」(共結来縁)
 松浦 俊海氏(律宗大本山 唐招提寺長老)

14:00~15:00
「鑑真和上と唐招提寺の仏像」 
 鷲塚 泰光氏(総監修、前奈良国立博物館館長)

②7月23日(日)
 13:30~15:00
「鑑真和上の舎利をめぐって」
 阪田 宗彦氏(監修、大谷女子大学文学部文化財学科教授)



展覧会 竜馬@管理人 - 2006/06/25(Sun) 13:00 No.4011  

4011.jpg 国宝 鑑真和上

朝9時からのオープニングセレモニーに参加し、引き続いての特別観覧をさせて頂きました。
今から1,250年前の天平時代の日本文化の確立期(勝手な決めつけで申し訳ありません)の水準の高さにただただ圧倒される感がありました。
HBC北海道放送、北海道新聞、札幌商工会議所、北海道立近代美術館などの共同主催の一大展覧会です。
ぜひ、ご観覧をお奨めいたします。

オープニングセレモニーは土曜日の朝9時という時間にもかかわらず大勢の招待客が集まっておりました。
各主催団体の挨拶の後、高橋はるみ北海道知事の祝辞で儀式が始まり、テープカットの後に特別観覧に移りました。

唐招提寺長老松浦 俊海氏を筆頭に十数名の僧侶が出席されており、国宝・鑑真和上坐像の前や会場内各所で般若心経の読経をされておりました。
100点に近い国宝・重要文化財を目の前で見ることが出来るということで、多くの観覧者が熱心に観ておりました(情景1情景2情景3情景4情景5情景6情景7情景8)。

この種の展覧会場で報道機関以外は撮影が許される訳ではありません。
こうした画像をUP出来ること自体が不思議なことなのです。
隠し撮りしたものをこうして堂々とオープンにする程竜馬@管理人は度胸がよくありません。
「撮影を許されたのなら、もっと鮮明に撮影できなかったのか?」とのご指摘もあろうかと思います。
尤もなご意見と甘んじて受けます。
いずれにしても下手糞な撮影だったことをお詫び致します。

国宝・重文の画像を少しご紹介します。
素晴らしい出来栄えの図録を会場で販売しております。
全国各地で開催されている展覧会ですから、隠れたベストセラーです。
素晴らしい図録が今年の全道展の図録と同じ値段の3,000円です。
求める価値ありですね。
図録に掲載されておりますので、名前を調べてつけることは可能ですが、あえてそうしないことに致しました。

「立像1」「立像2」「立像3」「立像4」「立像5」「立像6」、「坐像1・(別角度)」、「坐像2」「頭像」

「鑑真和上袈裟入蒔絵箱」「別角度」「律三祖像」「唐招提寺版版木」

上記は展示品のごく一部です。
ぜひ会場に足を運び、ご自分の目で実物を鑑賞されることをお奨めいたします。

2007'01.30.Tue
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2006/06/08(Thu) 14:10 No.3963  
 

3963.jpg ◆「第6回 主体美術 北海道グループ展」

一絡げに「主体美術北海道グループ」と言っても、作品にかなりの格差を感じました。
ここの会は誰が会員で、誰が一般とかの区別をつけずに展示しておりますし、作品リストにも記入しておりません。
そういうことを抜きにしてグループ全員で研鑽努力して行こうとする姿勢が現れており好感が持てますね。
尤も、それを知って見ていくと会員の方より一般の方に上手い絵があったりしてそれも面白いことでした。
北海道を離れてしまってもこの会に出品している方が何名かおられますが、橋本 礼奈さんの「同じ日は二度と来ない」を拝見してすごく充実しているなと感じました。
札幌にいた時はそれ程好きではなかったのですが・・・。
まあ、勝手なことを書くのは止めにして作品をご紹介します。
(順不同です)


十河 幸喜「浮遊柵誤

野本 醇「季節の光(冬)」「季節の光(秋)

続橋 守「残された刻

香西 富士夫「会話=お・ん」 「会話=え・ん

黒木 孝子「連なる

斉藤 望「ERRORⅠ」「ERROR Ⅱ

門屋 武史「時の葉車

船川 照枝「稜線」「私風景(A)

浅野 修「○○・△□

橋本 礼奈「小石川三丁目」「同じ日は二度と来ない

紺野 修司「朝・昼・夜

水戸 麻記子「ミスター・タンブリングマン」「サーカス

齋藤 典久「Spread

前川 アキ「映す 冬」「水葬 ―― 夜景

工藤 悦子「夜の鼓動

森 幸子「雨が降ってくる」「日が暮れて

水戸部 千鶴「時の浄化

永井 美智子「Dance with a gentlewind(2),(1)

石崎 哲男「須弥山

馬場 京子「協奏曲(森)」「協奏曲(異郷)

近藤 健一「変貌する形態

竹島 俊之「2006年の群像A」「2006年の群像B



全道展・主体展の黒木孝子さん 栄通 (丸島) - 2006/06/22(Thu) 17:34 No.4003  

(少し遅い投稿になりましたが、お許しください)

 絵を見始めた頃、一所懸命に観て、考え続けた作家達がいた。黒木さん、全道展・小樽在住の西辻さん・・絵の持つおおらかさや優しさを学んだ、現代美術の谷口顕一郎君・・苦渋のユーモアや作家自身の哀しさを。

 三年前のことだ。黒木さんが年始早々にユリイカで個展を開いた。スケッチ・ドローイング展であった。何年もの間、折にふれ落書き風に花や動物、建物などを描き記したスケッチ帳を、一点一点葉書大程に切り抜いて展示したものだった。五百点以上あっただろうか。線描に現れた作家の脳内世界、その移り変わりを見続けて飽きなかった。近作が特に気に入った。輪郭にこだわらないで伸び伸びと大らかで、線が踊っていた。
 その年の道内主体展で油彩の大作を初めて観た。坂本さんが今展で撮られた写真でも分かる様に、タテの直線を基調にした抽象画だった。その時はスケッチ画の延長上の中品もあった。弾けんばかりの線描だ。十色の世界が小活火山のように飛び跳ねて、島倉千代子の「人生色々」-ー女だからって慎ましいだけじゃ無いのよ、弾けて飛んで何をするのかわからないのよ、恋だって浮気だってーー黒木さんのかん高い声を更にオクターブ高めて歌っていた。なぜこの自由さが油彩に出てこないのだろうか?むしろ、なぜ自分を曝け出すようなスケッチ展をしたのだろうか?たとえ、オーナー鈴木さんのアイデア・きっかけがあったとしても。その時の油彩画に十字らしきものが中央上部に滲み出ていた。僕はこれを小谷氏の鎮魂(レクイエム)と見た。決して小谷さんは画家仲間や後輩達に強圧的影響を与えたとは思われない。彼女にとって小谷さんの死は精神的エア・ポケットと同時に自立えの契機になったのではなかろうか。彼女の中にある自由さ軽やかさと生真面目さ硬さという二面性。その後の発表作品に自由度の強い作品は消えた。何ごとも無かったかのごとく黒と黄を基調にした縦縞の世界に引きこもってしまった。確かに今展の作品は以前のよりもリズミカルでどこか心が和む。表具のような装飾性、日常生活の中の気持ちいい壁紙とも生け花風とも言える。

 どうして曲線を使って自由度を高めないのだろうか。それを持っている人だと思う。もっともっと自分をさらけ出して、かろやかな女を演じてもらいたい。

 
 他、二人の作家のメモ書き。

 ○前川アキさん。
 (感想記を書いたのですが、やや未整理なので次の機会に書きたいと思います。)イメージ的風景に託した若き女性の死生観。風景画ということ、タイトルのきつさ、この二点に気付いてアキ・ワールドとピントが合った。

 ○水戸麻記子さん。
 通称ミトラマさん。僕は「ふっ・クロウ」さんと呼びたい。
 画題等の研究心、構図等の探究心、熱心さを感じる。南アジア的異国情緒、ユーモアを取り敢えずの画題にしているが、画題に頼りきっている面が強いので少し物足りない。綺麗に硬くまとまっている。勉強したことを全部描こうとしているからだろう。これが若さか。若さそのものを出してもらいたい。楽しい画家の一人。



Re: 展覧会 竜馬@管理人 - 2006/06/22(Thu) 21:06 No.4004  

栄通さんはいろいろな想いを投影されて作品に接しておられることが良く分かります。
名指された作家は『こんな気持ちで私の作品を見ているんだァ~』と驚くかも知れませんね (*^_^*) 。

それと、蛇足かも知れませんが、我々は小説家ではありませんから特定の作家との関係を推測しての文章を書くのは避けたいと思いますが・・・。
作家自身が小谷さんの死と作風の変化を語られたのなら別ですが。

2007'01.30.Tue
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2006/06/18(Sun) 22:42 No.3991  
 

3991.jpg ■「秀作版画20人選抜展」

会場:小さな美術館 文進堂画廊
   深川市新光町1-2-12 赤川文進堂2階

会期:6月10日(土)~8月31日(木) (日祭日休館)

時間:10:00~17:00

深川で教科書販売等の会社を経営している赤川 海大さんのコレクションの一部を展示しております。
添付の案内状に記している作家の作品に興味をお持ちの方はいかがでしょうか?
赤川さんがおられたら、他のコレクションも見せて頂けると思います。




Re: 展覧会案内 栄通 (丸島) - 2006/06/20(Tue) 11:08 No.3995  

3995.jpg  嬉しい案内ですね。
 旭川に行くついでに行ってきました。もちろん、東洲館、うながめーゆ館にも立ち寄りました。渡辺通子さんが「今朝の新聞見ました?えっ、まだ見ていない。今度うちでやる(8/1~8/15)島津明美さん、全道展の最高賞なんですよ。・・・」。目が輝いていましたね。恥ずかしながら僕はあまり知りません。しっかり見てきます。

 肝心の、「小さな美術館 文進堂画廊」。
 面白いところですね。坂本さんは遠慮気味に案内していますが、美術愛好家や収集家はお奨めです。僕が行ったときには隠居風のお二方が円卓にもたれて何やら美術談義をしていました。話の主人公が社長の赤川さん。実に屈託がない。もう、楽しくて楽しくて仕方がないという感じで、作品のこと収集のいきさつをお話してくれた。
 「作品は山のようにあるんだ。その作品の一つ一つのエピソードがまたまた山のようにあるんだ。・・・知り合いが『オマエの持っている作品は偽物じゃないのか。』と言うんだが、かまやしない。売るんだったら問題だけど、好きで気に入ったから買ったんだ。展示のし始めの頃は二ヶ月おきに展示換をしていたね。最近はいい加減だね。会社が休みの時はここも休みさ。エッ、三度目でやっと見れたって。それは申し訳ないこをした。次は物故展を考えているよ。今回の目玉はコルヴィッツだね。『農民戦争』だよ。これは版画だが階段を上がった右側に肉筆の自画像のデッサンがあるよ。後で見たらいい。今考えていることはね、図録を集めてチャンとした形で皆さんに見てもらおうと思っているんだ。開催されている全部の図録と言うわけにはいかないが、なーに、二・三千円送ったら送品してくれるから集めようと思っているんだ。美術館には古いのしかなくて新しいのが少ないからね・・・・」
 
 先日行ってこられた音威子府のビッキ館、他他尽きることのない美術談義だった。社員に呼び出されて今回はディ・エンド。行きたい所がまた一つ増えてしまった。



Re: 展覧会案内 栄通 (丸島) - 2006/06/20(Tue) 11:11 No.3996  

3996.jpg  あっ、写真まちがえました。



Re: 展覧会案内 栄通 (丸島) - 2006/06/20(Tue) 11:39 No.3997  

3997.jpg  美術館の場所の案内。

 深川市街のメイン道路を東(札幌方面)から西(旭川方面)に向かって走ります。深川駅を越えて、留萌方面行きの233号線へと左折します。すぐの跨線橋を下って、最初の左折する道に入ります。真っ直ぐな道ではありませんが、道なりに200mほど行くと左側に二階建ての箱方の建物がそれです。右側は確か畑だったか、建物はなく視界が開けます。道路わきに大きく表示鉄塔があります。

 (写真は「農民戦争」。1900~1910頃か?)

 



Re: 展覧会案内 竜馬@管理人 - 2006/06/20(Tue) 13:30 No.3998  

栄通さん わざわざ寄って満足できて良かったですね。
赤川さんの情熱に触れることが出来ましたね。
地図は下のURLをクリックしてください。 http://map.goo.ne.jp/mapb.php?MAP=E142.2.34.393N43.43.14.281&icon=on&loc08=off&local=off&ZM=8&SZ=1&MT=%CB%CC%B3%A4%C6%BB%BF%BC%C0%EE%BB%D4%BF%B7%B8%F7%C4%AE%A3%B1%A1%DD%A3%B2%A1%DD%A3%B1%A3%B2&sw=&P=1005E142.2.34.393N43.43.14.281&P2=E142.2.34.393N43.43.14.281
分かりやすい場所です。



Re: 展覧会案内 栄通 (丸島) - 2006/06/21(Wed) 12:22 No.3999  

 地図つきの速攻のお返事、有難うございます。

 旧エルエテ通いのおかげで、僕も絵を買うようになりました。もちろん、小さめの安い物ばかりです。第一号は熊西のお坊さんの「かぼちゃ」でした。酒を控えて資金にしたいのですが、なかなか出来ないですね。赤川さんではないですが、取り敢えず図録収集だけはと思っています。去年の道展は買えなかった。大いに反省しています。気合をいれなおして全道展を観て、買ってくることにします。

 きっと坂本さんも素敵な作品をお持ちなんでしょうね。機会があれば見せてもらって、お話をお伺いしたいものですね。



Re: 展覧会案内 竜馬@管理人 - 2006/06/21(Wed) 13:58 No.4000  

熊石町の西田 靖朗さんですね。
私もあの頃の西田さんの作品好きでした。

コレクシヨン自慢は致しませんが、素敵な作品ばかりです。
掃除を手伝ってくだされば自宅にお招きします。←冗談です。
「男寡に蛆が湧く」と言いますから、人様を家にお入れ出来る状態でないのです。

[35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45
≪  BackHOME : Next ≫
カテゴリー
プロフィール
HN:
Ryo
性別:
非公開
ブログ内検索



いーとあーとブログ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]