ずい分遅れてのUPで申し訳ありません。
9月1日(土)に観覧させて頂きました。
当日は表彰式・懇親会が夕刻より行われ、それにも出席させ頂く積もりで出かけましたが、招待状も何もかも忘れて到着してご迷惑をおかけ致しました。
道展も全道展もそうなんですが、この手の公募展は顔パス・図録贈呈が当たり前みたいな非常に不遜な過去の態度を常々戒めておったのですが・・・・・。
数字は書きませんが、過去例が無いほど応募者も観覧者も多いとの話を事務局長の香取 正人さんから伺いました。
「ん?なんでだろう」と考えてしまいました。
多くの会員の方々が意気軒昂でしたが、今の新道展がそんなに浮かれていれる状況下にあるとは思えません。
作品応募が増えて、観覧者が増えたことは喜ばしいことですが、初出品・初入選の方が40名ほど懇親会に並んでいましたが大半が熟年の方々で本当に若い方は何人もおられなかったことなども考えなければならないことだと思います。
新会員・新会友が今回22名もおられました。
このことも会の発展・躍進ととらえるか、相当内部事情が厳しいのだろうととらえるかですが、私はこのこともかなり異常な数字ととらえました。
そのことを会の幹部の方にも質しましたが、「高齢による退会者が多く出てね」とのご返事を頂きました。
いわゆる「新道展らしさ」に関しては、私は年々それが薄れていると心配している者のひとりです。
懇親会で何人かの方がご挨拶で「新道展らしい作品・展示が多く見られ・・・」と空々しいご発言もありましたが、「かって」を知る者としてはとてもとてもそんなことを申せません。
それでも好きな作家もまだ何人かおりますし、『頑張れ~』という気持ちでいっぱいです。
協会賞と新会員の作品、会を代表する何名かの会員、親しくしている何名かの会員の作品を掲載させて頂きます。
但し、この選択はRyo@管理人の勝手な選択で、多くの方々のご意見とは一致しないものもあることをお断りしておきます。
【協会賞】
櫻井 亮 (夕張市) 「追憶」



櫻井さんは夕張市清水沢で治療院を経営する31歳の方です。
美術学校を出たりしている訳では無いそうですが、コツコツと描いてきたと話しておりました。
表彰式・懇親会で、前「夕張美術館」館長の上木 和正さんが、『うちの息子なので宜しく』と連れて来ました。
驚いて聞きなおすと、上木さんのお嬢さんと結婚されているそうです。
桜井さん頑張ってくださいね。
【新会員】
・市川 雅朗(札幌市) 「音色に誘われて(海景)」 ・上原 裕子(札幌市) 「室内」
・澤田 和子(室蘭市) 「時のひずみ(北の祭り)A」 ・園部 信二(帯広市) 「懐古・紙芝居」
・中埜渡美栄加(函館市) 「北の大地―凛として 1」 ・浜地 彩 (札幌市) 「そよ風の協奏曲」
・平原 郁子(石狩市) 「野―花の記憶 Ⅰ」 ・和田仁智義(芽室町) 「沈黙の夜」
澤田 和子さんと中埜渡美栄加さんの作品画像がありません。大変に失礼いたしました。
【会員】




















この辺にしますか?
まだ作品として素晴らしいのもありましょう。
ただ、最近視力にドッと衰えを見せているRyo@管理人の目にきちんと映らなかったのでしょう。
それにしても中村 哲泰さんの作風の変化には驚きますね。
鈴木 秀明さんはどうしかって? 申し訳ありません。カメラを持つ手が震えてしまい写真がボケたので割愛させて頂きました(笑)。
8月28日(2日目)
朝も温泉に入りゆっくりと朝食をとりました。
前回5月に行った時と同じコースをたどったのですが、前回は帯広から摩周までが2日目のコースだったのです。
3日目に摩周から中標津経由で羅臼まで走ったのを、今回又してもカン違いして帯広から中標津に直行したと考えておりました。
浅・久さんさんとメールで9時に帯広を出るので楽々午前中に中標津・佐伯牧場に到着すると伝えてありました。
確かに前回は帯広から2時間もしないで摩周に着いた気がします。
摩周から中標津までは1時間かそこらの気がしたのです。
それを足した距離を9時に出て楽々午前中に着ける筈がないことを走り出してから気がつきました。
正確ではありませんが、280km位あるのではないでしょうか?
9時に出ても、途中のコンビニで氷を買ったり、ガソリンを入れたりハーチャン休憩を取ったりしておりますから実質2時間半も無くて帯広から中標津まで走れる訳がありません。
途中で時間変更のメールをしましたが、阿寒の山中で電波が無く、メールが送信されません。
送信されなかったメールを電波が届いている場所に来て再送信するやり方が分からなくてイライラしたりしましたが、「とにかく全力で走ろう」と決めて本気モードで走りました。
一般道でも走れる場所は新幹線並みのスピードで飛ばしてどうやら11時45分に到着できたことは自分でも驚きました。
秋晴れの爽やかな空が迎えてくれました。
浅・久さんもそんなに待たせずに済みました。
何年ぶりかで本気で走ったので、緊張感でフラフラしてましたし、ハーチャンにも迷惑かけましたので「先ずは何か冷たいものを・・・」と食堂に直行でした。
「浅沼 久美子・島津 明美 展 ―緑の農場の中で― 」を先ず拝見してから荒川での山女釣りをすることに致しました。
浅・久さんの屋外展示はご本人からの投稿がHPにありましたが、なかなか味わい深いものでした。
倉庫ギャラリーでは浅・久さんのランプを中心とした作品と、明さんの例のダンボールを使用した作品を展示しておりました。
先に浅・久さんの作品を何点かご紹介します。
明さんこと島津 明美さんの作品をご紹介します。
当初は天井や鉄板の壁の雨漏り、吹き込み防止工事をしていない倉庫本体を使う予定でおりましたが、作品の水濡れを心配して奥の加工してある部屋を使っての展示でした。
この写真はストロボを使用しておりません。
多少カメラの感度を上げておりますが、自然光線の柔らかさ、優しさが感じ取れるのではないでしょうか?
倉庫ギャラリーの外には、浅・久さんの屋外展示というのか、インスタレーションと呼ぶのか、作品が沢山吊られてりましたが、明さんの作品も外に何気なく置いてあるワゴン(馬車)の中に飾られておりました。
川の中にも浅・久さんの作品が建てられておりました。
手付かずの自然そのものの中に設置されたステンドグラス。
とけ込んでそれぞれの美が相乗的に作用するものなのか、浅沼さんの実験的な展示であろうかと思います。
Ryoの個人的な感想では、3倍くらいの作品を立てて、堰を作ってみるともっと面白かったのではないかと感じました。
この撮影を終えてから、直ちにこの荒川で“ヤマメ釣り”を行いました。
胴長も、長靴も持参は致しましたが、河原に行く前で既に転んだり、つんのめったりしている自分の体調を考えたら「川に入ることはムリ」と判断しまして、岸辺から糸を垂れました。
河辺の木の枝が邪魔になったり、流れの中の木の根に引っかかったり、なかなか良いポイントを攻めることは出来ませんでした。
開かれた場所は“しんこ”と呼ぶ、今年生まれた5~6センチの小さなものばかりで、なかなか針にはかかりません。
それでも5回に1回位は針にかかり、吊り上げることは出来ました。
食べるには50~60匹釣り上げなければ天婦羅にもなりません。
時間の制約もあり、途中で止めて羅臼の宿に向かいました。
でも、久しぶりの釣りは楽しかったです。
■「北浦 晃 油彩画展 ~ 北海道の風景・美唄の風景 ~ 」
高速道路も空いており、自宅を出発して1時間後には美唄市民会館前に到着しました。
道路から奥の駐車場まで立錐の余地もなく車が駐車しておりました。
100台ではきかない車、しかもナンバーを見ると全道各地から来ておりました。
「北浦先生がいかに人気者でもこんなに人が押しかける訳がない」と思って入り口まで行くと、右側の出入り口には「北浦 晃 自選による油彩画展」とあり、向かい合った左側の入り口を見ると「全道カラオケ選手権大会」とありました。
こりゃ、勝てんわ。
会場は例年の通り2階大会議室(別名シャンデリアの間)でして、照明としては決して良くはありませんが、北浦さんの澄み切った明瞭な色彩は負けることはなく堪能させてくれます。
時計回りで作品をご紹介いたします。
私にとっては以前に拝見した作品が大半でしたが、そのことにはあまり触れずにご紹介します。
2007の制作時期を記入してある作品で、今年の5月に「室蘭市文化センター」で行った「古希記念・室蘭市文化功労賞受賞記念の展覧会」で発表した5点以外がその後に制作したものと思われます。




























作者自身による「作品解説」がございます。
当然制作年代、作品ジャンル、サイズなどと共に、その作品を描くに至った背景や、思いが記されております。
拡大できますからご覧になってください。
「作品解説 1」、 「作品解説 2」
展覧会&オープニングパーティー 投稿者:Ryo@管理人 投稿日:2007/08/25(Sat) 23:09 No.4857 |
展覧会 Ryo@管理人 - 2007/08/21(Tue) 00:08 No.4852 |
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