山里さんのお誘いの返信を頂いたのを見まして、早速に出かけて参りました。
こんなサイトを細々と続けながらも、美術なんて“コレッポッチ”も理解していないRyo@管理人です。
「観ていただければ嬉しい」なんて書かれたら舞い上がってしまいます。
円山の画廊喫茶「エスキス」で初めて拝見してから数年が経過しております。
山里さんの作品は勿論ですが、飾らぬ人柄も、長年東京に入たとは思えない風貌も好きでした (*^_^*) 。
四十数年前に哲学科心理学専攻過程に在籍していたRyo@管理人ですが、未だに他人の頭の中を覗くことが出来ません。
でも、長年作品を拝見していると脳細胞の基盤や配線は分からなくてもその人の世界観や宇宙観がおぼろげに感じられることがあります。
と、言うより一人一人のそれを勝手にイメージしております。
個展を拝見していて、自分の中にある作者観と作品イメージが一致すると一人でニタニタとしながら看てります。
全然違うと、「どうしたんだろう?」と未消化な想いを抱きながら帰ってきます。
今回展示している立体作品はたったひとつ“気取った”作品があったこと以外は山里ワールドそのままでした。
しかし、ドローイングに関しては「????」でありました。
山里さんがおられなかったので、私の疑問をぶつけれなかったのが残念でした。
平面作品として良い出来かどうかなどを言っているのではありません。
Ryo@管理人にはそんなことは関係ありません。
作家がどうしてこれを描きたかったか(展示したかったか)に興味があるだけです。
何か訳も分からないのに、勝手なことをグタグタ書いてしまいました。
いつもの通りに作品をご紹介します。
先ず展示室の雰囲気からお報せします。
段を降りて左側の変形スペースに平面作品が飾っておりました。




入り口の正面の窓の前にも作品が数点ありました。




この奥が一番大きな展示室になっております。
下の画像の左から順に展示室の(左)・(中央)・(右)を写しています。



個々の作品をご紹介します。












□「セプテンバーウイング(吉成 洋子・内海 真治 二人展)」
ご案内状を深川の「うなかがめーゆ美術館」で7月の初めにお会いした時に頂いていたのですが、「まだ早い」とご案内せずにいて忘れておりました。
昨日11日に“ハッ”と気がついて訪れました。
Ryo@管理人は内海さんとは何年も前から個展を拝見しておりましたので、「よくぞこんなに・・・」と思うほど沢山の作品を並べる方であることは知っておりました。
今回も「まあまあこんなに沢山の作品を。。。。」と驚いてしまいます。
内海さんには根強いフアンがおられますから、私が伺うまでの4日間で相当売れたものと思います。
それでもアレだけの作品が並んでいる制作量には感心します。
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今回の作品群のひとつに既販のタイルに彩色して焼き直したレリーフがあります。
左側の作品は、元々形状の不ぞろいで知られるスペインタイルの200㎜角を使用しています。
右の2点は国産100mm角に加工しています。
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もうひとつの作品群に粘土で成形した様々な作品です。
型抜きでもないし、手捻りでもないし「どうやって成形したの?」と聞きますと、『これねぇー、ダンボールで大体の形を作って、それに粘土をかぶせたんですよ。乾いたらダンボールを剥がして焼いたんです。もっとダンボールの肌合いが出るかと思ったのですが』とのことでした。
小物を含めるともっともっとあるのですが、興味ある方は一度のぞいて見てください。
私の亡くなった家人が内海さんの作品を結構集めておりまして、私もかなり以前から親しくしておりますが、今回の「二人展」の相手の吉成 洋子さんは存じ上げておりませんでした。
深川の「うなかがめーゆ美術館」で顔を合わせたことがある様に思いますが、基本的には初対面でした。
内海さんに「吉成さんとはどういうことで一緒の展覧会をすることになったの?」と聞きますと、『うなかがの渡辺 通子さんの仕掛けです』とのことでした。
「ははは。通子さんの命令なら逆らえないわな~」と納得。
『坂本さんでも逆らえないでしょう?』に大笑いしました。
吉成 洋子さんは大阪でステンドグラスの会社に勤務しており、仕事の基礎を学ばれたそうです。
旦那様が旭川の近く(?)の幌加内の方だったのか、全く関係なかったのか聞きませんでしたが、大阪での生活を捨てて、幌加内で農業に従事しております。
黒毛和牛の飼育、蔬菜農業なども幅広く営農しておられるそうです。
何年か前に、慣れない農業生活に少し余裕が出てきてステンドグラスの制作に再度取り組みだしたとのことです。
「千の花」という工房を開いております。
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昨年の同じ会場の「知床硝子」の浅沼久美子さんと島津 明美さんの二人展の時も、ステンドグラスパネルを窓に掛けようとして苦労しておりましたが、今回も悩んだ末に内海さんにフレームを作ってもらったりしたようです。
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下の写真の左側2点のような、アクセサリーや、小さな作品も展示されておりましたが、パッと目を惹くランプ類が展示室から見ることが出来ず、外側のウインドウからしか見れないのは展示方法として一工夫欲しかったように思います。
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書くのを忘れていました。
会場は札幌紀伊国屋書店2階のギャラリーです。
明日までです。
□「第49回 麓彩会展」
9日の日曜日に行ってきました。
今回出品している16名のうち、3~4名存じ上げない方がおりました。
恐らく作家活動を日常的にされている方では無いのかもしれませんが、略歴を見ると全道展には出品されたりはしているようです。




野本 醇 さんの「残光 07年作」は初めて拝見したように思います。
いつもながら脈々と鼓動する内的なエネルギーを静謐なマチエールに包み込んでいる。
徳丸 滋 さんの「カラマツ 07年作」と、谷口 一芳さんの「愁色Ⅲ 06年作」は、今年札幌での個展で拝見した様に記憶しております。
どちらも独特の構成と、衰えぬ筆使いに作品の前に足が止まりました。
羽山 雅愉さんの「黄昏・小樽 06年作」も今年の全道展の「黄昏」とも、具象の新世紀展「黄昏・釧路」とも違う作品で夕刻の寂しさと温もりの伝わってくるマチエールを見せてくれておりました。




米澤 邦子さんは2003年に全道展会員になりました。
決して早い邦ではりませんが、不遜な言い方ですが会員になってからすごく絵が良くなったように感じてりました。
今回の「物語の森 07年作」は、板に油彩とペンを使って描いた作品ですが、彼女の豊かな自然に恵まれながら、少しずつ現代に侵されて行く古里への想いみたいなものが伝わってくる素晴らしい作品と拝見しました。
宮崎 むつさんはRyo@管理人は一度ご挨拶をした程度の方で
、面識があるとは申せないのですが、尊敬している作家の一人です。
「輝 07年作」は彼女の一貫した感性と、確かな技量を感じさせる作品です。
坂口 清一さんの「遠い季節 07年作」は、先月に見た「故郷の山展」での同名の「遠い季節」と「もしかしたら同じ作品?」かと思いましたが、家に戻り調べてみると、下部に描かれたカルデラ湖みたいなものの数が違いました。明らかに増殖しております(笑)。
ベテランのこの会に対する熱意が伝わって参ります。
林 雅治さんの「直方体を貫く円筒 07年作」に付きましては先月札幌での「NAC展」で拝見した作品でした。
例年「麓彩会」と同時開催の「風の中埜展覧会」のお世話を良くされておりましたし、ご自身も立体(陶による)作家ですから、「麓彩会」のメンバーでなく立体の方のメンバーだと思っておりました。
一昨年までは作品も屋外に展示しておりました。
今回初めて「麓彩会」の正式メンバーなのを知った次第です。








全道展会員の穂井田秀麻呂さん「日本海の日の出 07年作」は穂井田さんらしい作品です。
「朝霧 07年作」の木滑 邦夫さん、「庭の花B」の田丸 公記さんはともに全道展会友で、Ryo@管理人は面識がある程度でした。
鈴木 康子さんは野本 醇 さんの作品を集め、「北の箱舟美術館」オーナーとして知られている方らしいのですが、Ryo@管理人は存じ上げません。
「木霊(こだま) 07年作」の志津照男さん、「廃船のある浜 07年作」の渡辺 嘉之さん、「5月の庭 07年作」の菊地ひとみさん、「月と寺 07年」の恩田 信之は何れも存じ上げない方でした。
□「風の中の展覧会 Ⅳ」
札幌を8時過ぎに出て、「小川原 脩記念美術館」の開館直後に到着、屋内・屋外の展覧会を見終わりまして、ニセコの徳丸 滋 さんのお宅に伺いました。
今回もちゃっかりとお昼ご飯をご馳走になって次の目的地洞爺湖町に向かったのですが、徳丸先生に『今年はどうでした?』と聞かれた時に正直に「申し訳ないけれど、屋外の方が面白かったですよ」と申し上げました。
小野寺さん、橘井さんを除けばどちらかというと若手の実力者が揃っており、過去3回のこの展覧会での雨風の自然条件の厳しい中での経験が生かされており、今回は非常にいい展覧会になつていた気がします。




小野寺紀子さんの作品「音研生 ポリエステル樹脂 1982作」に関しましてはRyo@管理人不勉強で良く分かりません。
川上 勉 さんの「Moon-tan FRP樹脂 07年作」は庭の端の小高い場所に展示しておりました。
上の全景では細かな部分がお分かりにならないと思うので、アップの作品像も添付します。
川上 加奈さんの「はこぶ人 FRP樹脂 07年作」は今年の全道展での「あたためる人」の延長線上にあるのか、同じ温もりを感じますね。
Ryo@管理人は川上 加奈さんの作品が好きです。
ここ4~5年間の展覧会は全て見ているかも知れません。
個人的な興味で多角度からの写真を添付します。(1.少し拡大、2.後ろ、3.後ろ拡大、4.顔)。
笠松 昌子さんの「からっぽの世界 石膏 07年」は写真が作品の表情を切りとることが出来ませんでした。


橘井さんの「鉄学の小道 鉄 04年~07年」は、全体写真では良く分からないけれど、芝生に鉄の板を組み合わせて道をつけております。
訪れる子供たちに作品を見るだけでなく触れたり、踏んづけたりさせて親しんでもらいたいとの意では無かろうかと判断いたしました。
橘井さんの作品はそれ以外にも恐竜を鉄で模っており、又昆虫にも見えるものも鉄で制作しております。
伊藤 幸子さんの「カイスイヨク07 石膏 07年作」は、海水浴する母・子と浮き袋の3点で構成されております。
美術館のボランティアの話では、子供が浮き袋を纏ったりして人気が高いとのことでした。
ニセコの芝生で海水浴のミスマッチが面白く、しばし佇んで見ておりました。
ごめんなさい!ここまで書いて、林 雅治さん「風 土 07年作」と、藤田 尚宏さん「再生気流 御影石 06年」の画像が無いことに気づきました。いや、見た記憶が無いのです。
展示場所が離れたところだったのでしょうか?
それとも、Ryo翁のボケが振興したのでしょうか?
何れにせよ申し訳ありませんでした。
ずい分遅れてのUPで申し訳ありません。
9月1日(土)に観覧させて頂きました。
当日は表彰式・懇親会が夕刻より行われ、それにも出席させ頂く積もりで出かけましたが、招待状も何もかも忘れて到着してご迷惑をおかけ致しました。
道展も全道展もそうなんですが、この手の公募展は顔パス・図録贈呈が当たり前みたいな非常に不遜な過去の態度を常々戒めておったのですが・・・・・。
数字は書きませんが、過去例が無いほど応募者も観覧者も多いとの話を事務局長の香取 正人さんから伺いました。
「ん?なんでだろう」と考えてしまいました。
多くの会員の方々が意気軒昂でしたが、今の新道展がそんなに浮かれていれる状況下にあるとは思えません。
作品応募が増えて、観覧者が増えたことは喜ばしいことですが、初出品・初入選の方が40名ほど懇親会に並んでいましたが大半が熟年の方々で本当に若い方は何人もおられなかったことなども考えなければならないことだと思います。
新会員・新会友が今回22名もおられました。
このことも会の発展・躍進ととらえるか、相当内部事情が厳しいのだろうととらえるかですが、私はこのこともかなり異常な数字ととらえました。
そのことを会の幹部の方にも質しましたが、「高齢による退会者が多く出てね」とのご返事を頂きました。
いわゆる「新道展らしさ」に関しては、私は年々それが薄れていると心配している者のひとりです。
懇親会で何人かの方がご挨拶で「新道展らしい作品・展示が多く見られ・・・」と空々しいご発言もありましたが、「かって」を知る者としてはとてもとてもそんなことを申せません。
それでも好きな作家もまだ何人かおりますし、『頑張れ~』という気持ちでいっぱいです。
協会賞と新会員の作品、会を代表する何名かの会員、親しくしている何名かの会員の作品を掲載させて頂きます。
但し、この選択はRyo@管理人の勝手な選択で、多くの方々のご意見とは一致しないものもあることをお断りしておきます。
【協会賞】
櫻井 亮 (夕張市) 「追憶」



櫻井さんは夕張市清水沢で治療院を経営する31歳の方です。
美術学校を出たりしている訳では無いそうですが、コツコツと描いてきたと話しておりました。
表彰式・懇親会で、前「夕張美術館」館長の上木 和正さんが、『うちの息子なので宜しく』と連れて来ました。
驚いて聞きなおすと、上木さんのお嬢さんと結婚されているそうです。
桜井さん頑張ってくださいね。
【新会員】
・市川 雅朗(札幌市) 「音色に誘われて(海景)」 ・上原 裕子(札幌市) 「室内」
・澤田 和子(室蘭市) 「時のひずみ(北の祭り)A」 ・園部 信二(帯広市) 「懐古・紙芝居」
・中埜渡美栄加(函館市) 「北の大地―凛として 1」 ・浜地 彩 (札幌市) 「そよ風の協奏曲」
・平原 郁子(石狩市) 「野―花の記憶 Ⅰ」 ・和田仁智義(芽室町) 「沈黙の夜」
澤田 和子さんと中埜渡美栄加さんの作品画像がありません。大変に失礼いたしました。
【会員】




















この辺にしますか?
まだ作品として素晴らしいのもありましょう。
ただ、最近視力にドッと衰えを見せているRyo@管理人の目にきちんと映らなかったのでしょう。
それにしても中村 哲泰さんの作風の変化には驚きますね。
鈴木 秀明さんはどうしかって? 申し訳ありません。カメラを持つ手が震えてしまい写真がボケたので割愛させて頂きました(笑)。
8月28日(2日目)
朝も温泉に入りゆっくりと朝食をとりました。
前回5月に行った時と同じコースをたどったのですが、前回は帯広から摩周までが2日目のコースだったのです。
3日目に摩周から中標津経由で羅臼まで走ったのを、今回又してもカン違いして帯広から中標津に直行したと考えておりました。
浅・久さんさんとメールで9時に帯広を出るので楽々午前中に中標津・佐伯牧場に到着すると伝えてありました。
確かに前回は帯広から2時間もしないで摩周に着いた気がします。
摩周から中標津までは1時間かそこらの気がしたのです。
それを足した距離を9時に出て楽々午前中に着ける筈がないことを走り出してから気がつきました。
正確ではありませんが、280km位あるのではないでしょうか?
9時に出ても、途中のコンビニで氷を買ったり、ガソリンを入れたりハーチャン休憩を取ったりしておりますから実質2時間半も無くて帯広から中標津まで走れる訳がありません。
途中で時間変更のメールをしましたが、阿寒の山中で電波が無く、メールが送信されません。
送信されなかったメールを電波が届いている場所に来て再送信するやり方が分からなくてイライラしたりしましたが、「とにかく全力で走ろう」と決めて本気モードで走りました。
一般道でも走れる場所は新幹線並みのスピードで飛ばしてどうやら11時45分に到着できたことは自分でも驚きました。
秋晴れの爽やかな空が迎えてくれました。
浅・久さんもそんなに待たせずに済みました。
何年ぶりかで本気で走ったので、緊張感でフラフラしてましたし、ハーチャンにも迷惑かけましたので「先ずは何か冷たいものを・・・」と食堂に直行でした。
「浅沼 久美子・島津 明美 展 ―緑の農場の中で― 」を先ず拝見してから荒川での山女釣りをすることに致しました。
浅・久さんの屋外展示はご本人からの投稿がHPにありましたが、なかなか味わい深いものでした。
倉庫ギャラリーでは浅・久さんのランプを中心とした作品と、明さんの例のダンボールを使用した作品を展示しておりました。
先に浅・久さんの作品を何点かご紹介します。
明さんこと島津 明美さんの作品をご紹介します。
当初は天井や鉄板の壁の雨漏り、吹き込み防止工事をしていない倉庫本体を使う予定でおりましたが、作品の水濡れを心配して奥の加工してある部屋を使っての展示でした。
この写真はストロボを使用しておりません。
多少カメラの感度を上げておりますが、自然光線の柔らかさ、優しさが感じ取れるのではないでしょうか?
倉庫ギャラリーの外には、浅・久さんの屋外展示というのか、インスタレーションと呼ぶのか、作品が沢山吊られてりましたが、明さんの作品も外に何気なく置いてあるワゴン(馬車)の中に飾られておりました。
川の中にも浅・久さんの作品が建てられておりました。
手付かずの自然そのものの中に設置されたステンドグラス。
とけ込んでそれぞれの美が相乗的に作用するものなのか、浅沼さんの実験的な展示であろうかと思います。
Ryoの個人的な感想では、3倍くらいの作品を立てて、堰を作ってみるともっと面白かったのではないかと感じました。
この撮影を終えてから、直ちにこの荒川で“ヤマメ釣り”を行いました。
胴長も、長靴も持参は致しましたが、河原に行く前で既に転んだり、つんのめったりしている自分の体調を考えたら「川に入ることはムリ」と判断しまして、岸辺から糸を垂れました。
河辺の木の枝が邪魔になったり、流れの中の木の根に引っかかったり、なかなか良いポイントを攻めることは出来ませんでした。
開かれた場所は“しんこ”と呼ぶ、今年生まれた5~6センチの小さなものばかりで、なかなか針にはかかりません。
それでも5回に1回位は針にかかり、吊り上げることは出来ました。
食べるには50~60匹釣り上げなければ天婦羅にもなりません。
時間の制約もあり、途中で止めて羅臼の宿に向かいました。
でも、久しぶりの釣りは楽しかったです。