2007'09.10.Mon
□「第49回 麓彩会展」
9日の日曜日に行ってきました。
今回出品している16名のうち、3~4名存じ上げない方がおりました。
恐らく作家活動を日常的にされている方では無いのかもしれませんが、略歴を見ると全道展には出品されたりはしているようです。




野本 醇 さんの「残光 07年作」は初めて拝見したように思います。
いつもながら脈々と鼓動する内的なエネルギーを静謐なマチエールに包み込んでいる。
徳丸 滋 さんの「カラマツ 07年作」と、谷口 一芳さんの「愁色Ⅲ 06年作」は、今年札幌での個展で拝見した様に記憶しております。
どちらも独特の構成と、衰えぬ筆使いに作品の前に足が止まりました。
羽山 雅愉さんの「黄昏・小樽 06年作」も今年の全道展の「黄昏」とも、具象の新世紀展「黄昏・釧路」とも違う作品で夕刻の寂しさと温もりの伝わってくるマチエールを見せてくれておりました。




米澤 邦子さんは2003年に全道展会員になりました。
決して早い邦ではりませんが、不遜な言い方ですが会員になってからすごく絵が良くなったように感じてりました。
今回の「物語の森 07年作」は、板に油彩とペンを使って描いた作品ですが、彼女の豊かな自然に恵まれながら、少しずつ現代に侵されて行く古里への想いみたいなものが伝わってくる素晴らしい作品と拝見しました。
宮崎 むつさんはRyo@管理人は一度ご挨拶をした程度の方で
、面識があるとは申せないのですが、尊敬している作家の一人です。
「輝 07年作」は彼女の一貫した感性と、確かな技量を感じさせる作品です。
坂口 清一さんの「遠い季節 07年作」は、先月に見た「故郷の山展」での同名の「遠い季節」と「もしかしたら同じ作品?」かと思いましたが、家に戻り調べてみると、下部に描かれたカルデラ湖みたいなものの数が違いました。明らかに増殖しております(笑)。
ベテランのこの会に対する熱意が伝わって参ります。
林 雅治さんの「直方体を貫く円筒 07年作」に付きましては先月札幌での「NAC展」で拝見した作品でした。
例年「麓彩会」と同時開催の「風の中埜展覧会」のお世話を良くされておりましたし、ご自身も立体(陶による)作家ですから、「麓彩会」のメンバーでなく立体の方のメンバーだと思っておりました。
一昨年までは作品も屋外に展示しておりました。
今回初めて「麓彩会」の正式メンバーなのを知った次第です。








全道展会員の穂井田秀麻呂さん「日本海の日の出 07年作」は穂井田さんらしい作品です。
「朝霧 07年作」の木滑 邦夫さん、「庭の花B」の田丸 公記さんはともに全道展会友で、Ryo@管理人は面識がある程度でした。
鈴木 康子さんは野本 醇 さんの作品を集め、「北の箱舟美術館」オーナーとして知られている方らしいのですが、Ryo@管理人は存じ上げません。
「木霊(こだま) 07年作」の志津照男さん、「廃船のある浜 07年作」の渡辺 嘉之さん、「5月の庭 07年作」の菊地ひとみさん、「月と寺 07年」の恩田 信之は何れも存じ上げない方でした。
□「風の中の展覧会 Ⅳ」
札幌を8時過ぎに出て、「小川原 脩記念美術館」の開館直後に到着、屋内・屋外の展覧会を見終わりまして、ニセコの徳丸 滋 さんのお宅に伺いました。
今回もちゃっかりとお昼ご飯をご馳走になって次の目的地洞爺湖町に向かったのですが、徳丸先生に『今年はどうでした?』と聞かれた時に正直に「申し訳ないけれど、屋外の方が面白かったですよ」と申し上げました。
小野寺さん、橘井さんを除けばどちらかというと若手の実力者が揃っており、過去3回のこの展覧会での雨風の自然条件の厳しい中での経験が生かされており、今回は非常にいい展覧会になつていた気がします。




小野寺紀子さんの作品「音研生 ポリエステル樹脂 1982作」に関しましてはRyo@管理人不勉強で良く分かりません。
川上 勉 さんの「Moon-tan FRP樹脂 07年作」は庭の端の小高い場所に展示しておりました。
上の全景では細かな部分がお分かりにならないと思うので、アップの作品像も添付します。
川上 加奈さんの「はこぶ人 FRP樹脂 07年作」は今年の全道展での「あたためる人」の延長線上にあるのか、同じ温もりを感じますね。
Ryo@管理人は川上 加奈さんの作品が好きです。
ここ4~5年間の展覧会は全て見ているかも知れません。
個人的な興味で多角度からの写真を添付します。(1.少し拡大、2.後ろ、3.後ろ拡大、4.顔)。
笠松 昌子さんの「からっぽの世界 石膏 07年」は写真が作品の表情を切りとることが出来ませんでした。


橘井さんの「鉄学の小道 鉄 04年~07年」は、全体写真では良く分からないけれど、芝生に鉄の板を組み合わせて道をつけております。
訪れる子供たちに作品を見るだけでなく触れたり、踏んづけたりさせて親しんでもらいたいとの意では無かろうかと判断いたしました。
橘井さんの作品はそれ以外にも恐竜を鉄で模っており、又昆虫にも見えるものも鉄で制作しております。
伊藤 幸子さんの「カイスイヨク07 石膏 07年作」は、海水浴する母・子と浮き袋の3点で構成されております。
美術館のボランティアの話では、子供が浮き袋を纏ったりして人気が高いとのことでした。
ニセコの芝生で海水浴のミスマッチが面白く、しばし佇んで見ておりました。
ごめんなさい!ここまで書いて、林 雅治さん「風 土 07年作」と、藤田 尚宏さん「再生気流 御影石 06年」の画像が無いことに気づきました。いや、見た記憶が無いのです。
展示場所が離れたところだったのでしょうか?
それとも、Ryo翁のボケが振興したのでしょうか?
何れにせよ申し訳ありませんでした。
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壊れていました・・・
いつも有難うございます。
作品後ろが壊れていまして、美術館の方にビニールテープで応急手当して頂いていました。大変申し訳ありませんでした。9日午後に修復しました。形や強度など配慮が足りなかったと反省しています…。
風の中の展覧会、より良い展覧会になるよう精進していきますのでこれからもお付き合いいただければ幸いです
作品後ろが壊れていまして、美術館の方にビニールテープで応急手当して頂いていました。大変申し訳ありませんでした。9日午後に修復しました。形や強度など配慮が足りなかったと反省しています…。
風の中の展覧会、より良い展覧会になるよう精進していきますのでこれからもお付き合いいただければ幸いです

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