□「北口さつき展」
会場:札幌時計台ギャラリー
会期:7月30日~8月4日
北海道の日本画界と言うか、道展の日本画と言い換えても同じですが、若い作家が非常に良く頑張っております。
川井 担 先生や、中野 邦昭さんなどが(他にもおりますが)教室をお持ちで、裾野を広げる努力もされておりましたが、「北の日本画展」での地道な努力の効果が大きいのでないかとRyo@管理人は思っております。
その「北の日本画展」を強く支えているのが北口さつきさんでしょう。
若手の精神的支柱の役割を担いつつあると見ておりました。
高校の教員で、今春に札幌旭丘高校から札幌開成高校に転勤されたばかりですが、以前の勤務先の旭丘高校の生徒さんが初日に大勢訪れておりました。
基本的には隔年で札幌時計台ギャラリーで個展を続けておられますが、「今年で何回目?」の問いには明確に記憶しておられませんでした。
昨日ある美術関連サイトを見ていたら、「時計台・若手6人のそれぞれの個展」と紹介されておりました。
北口さんは「若手」と書かれてどう思っておられるかは存じませんが、5年前に「ギャラリーどらーる」での個展をお願いした時に http://ryo.gokigen.com/2002/11/index.html
美術評論家の柴橋 伴夫さんが彼女を「若手」と書いた時にも違和感を覚えておりました。
昨年8月、深川の「アートホール東洲館」で「北 口 さ つ き ― この20年 ― 」展を行いました。
この時点では、以前までの東南アジアの少数民族の女性と、南国の花々という北口さんの作品イメージからの変化を読み取れませんでした。
その後アイヌの女性を描くことに力を入れておりましたが、この先はどうでしょう?


今回の個展で一際目を惹いた2点の屏風を使った大作が迎えてくれました。
将に桜花爛漫の様が青い夜空に浮かび上がり、瑞々しい生命力がスッキリと表現されています。
この1点でRyo@管理人は満足致しました。
これからさつきさんは益々屏風にはまり続けて行くことでしょうね。
それと薄暮の牡丹も「明日は散るであろう」と思わせる満開の儚さが美しく感じました。
中小品は沢山お持ちであろうと思いますが、ごちゃごちゃと持ち込まず、静謐な空間を作り上げておりました。
他の作品もご紹介します。







