8月28日(2日目)
朝も温泉に入りゆっくりと朝食をとりました。
前回5月に行った時と同じコースをたどったのですが、前回は帯広から摩周までが2日目のコースだったのです。
3日目に摩周から中標津経由で羅臼まで走ったのを、今回又してもカン違いして帯広から中標津に直行したと考えておりました。
浅・久さんさんとメールで9時に帯広を出るので楽々午前中に中標津・佐伯牧場に到着すると伝えてありました。
確かに前回は帯広から2時間もしないで摩周に着いた気がします。
摩周から中標津までは1時間かそこらの気がしたのです。
それを足した距離を9時に出て楽々午前中に着ける筈がないことを走り出してから気がつきました。
正確ではありませんが、280km位あるのではないでしょうか?
9時に出ても、途中のコンビニで氷を買ったり、ガソリンを入れたりハーチャン休憩を取ったりしておりますから実質2時間半も無くて帯広から中標津まで走れる訳がありません。
途中で時間変更のメールをしましたが、阿寒の山中で電波が無く、メールが送信されません。
送信されなかったメールを電波が届いている場所に来て再送信するやり方が分からなくてイライラしたりしましたが、「とにかく全力で走ろう」と決めて本気モードで走りました。
一般道でも走れる場所は新幹線並みのスピードで飛ばしてどうやら11時45分に到着できたことは自分でも驚きました。
秋晴れの爽やかな空が迎えてくれました。
浅・久さんもそんなに待たせずに済みました。
何年ぶりかで本気で走ったので、緊張感でフラフラしてましたし、ハーチャンにも迷惑かけましたので「先ずは何か冷たいものを・・・」と食堂に直行でした。
「浅沼 久美子・島津 明美 展 ―緑の農場の中で― 」を先ず拝見してから荒川での山女釣りをすることに致しました。
浅・久さんの屋外展示はご本人からの投稿がHPにありましたが、なかなか味わい深いものでした。
倉庫ギャラリーでは浅・久さんのランプを中心とした作品と、明さんの例のダンボールを使用した作品を展示しておりました。
先に浅・久さんの作品を何点かご紹介します。
明さんこと島津 明美さんの作品をご紹介します。
当初は天井や鉄板の壁の雨漏り、吹き込み防止工事をしていない倉庫本体を使う予定でおりましたが、作品の水濡れを心配して奥の加工してある部屋を使っての展示でした。
この写真はストロボを使用しておりません。
多少カメラの感度を上げておりますが、自然光線の柔らかさ、優しさが感じ取れるのではないでしょうか?
倉庫ギャラリーの外には、浅・久さんの屋外展示というのか、インスタレーションと呼ぶのか、作品が沢山吊られてりましたが、明さんの作品も外に何気なく置いてあるワゴン(馬車)の中に飾られておりました。
川の中にも浅・久さんの作品が建てられておりました。
手付かずの自然そのものの中に設置されたステンドグラス。
とけ込んでそれぞれの美が相乗的に作用するものなのか、浅沼さんの実験的な展示であろうかと思います。
Ryoの個人的な感想では、3倍くらいの作品を立てて、堰を作ってみるともっと面白かったのではないかと感じました。
この撮影を終えてから、直ちにこの荒川で“ヤマメ釣り”を行いました。
胴長も、長靴も持参は致しましたが、河原に行く前で既に転んだり、つんのめったりしている自分の体調を考えたら「川に入ることはムリ」と判断しまして、岸辺から糸を垂れました。
河辺の木の枝が邪魔になったり、流れの中の木の根に引っかかったり、なかなか良いポイントを攻めることは出来ませんでした。
開かれた場所は“しんこ”と呼ぶ、今年生まれた5~6センチの小さなものばかりで、なかなか針にはかかりません。
それでも5回に1回位は針にかかり、吊り上げることは出来ました。
食べるには50~60匹釣り上げなければ天婦羅にもなりません。
時間の制約もあり、途中で止めて羅臼の宿に向かいました。
でも、久しぶりの釣りは楽しかったです。