展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)
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「須田 剋太・島岡 辰三 美術館 新星館」上川郡美瑛町新星の丘 私は不勉強で知らなかったのですが、結構ご存知の方もおられる様ですが、観光客に人気の美瑛に素晴らしい美術館がありました。 札幌市中央区南1西3 LA GALLERIAビル4階に事務所を置く空間アートディレクターの幸正 百合子さんから詳しい情報を頂きました。 国画会に属しておられた須田 剋太を知らない方は少ないと思います。 彼は小説家の司馬遼太郎氏と親しく行動を共にした画家で、司馬氏が週刊朝日の連載紀行「街道をゆく」の挿絵を担当して18年間一緒に旅を致しました。 司馬良太郎氏と親しかった、お好み焼きの店「伊古奈」の経営者大島 ヨウ(漢字はパソコンでは読めない)氏が須田 剋太の絵画(作品1、作品2、作品3、作品4、作品5)に惚れて司馬氏を通じて親しくなり、コレクションを始め、お好み焼きの店と同じ場所に喫茶「美術館」を建設し須田 剋太の書画を店内の壁面全部に展示しておりました。 そのコレクションも膨大な数になり、更に須田 剋太から百数十点の書画の寄贈を受けて、喫茶「美術館」では収容できない状態になったそうです。 その膨大なコレクションを展示するスペース作りに着手し、辿りついたのが北海道の美瑛であったそうです。 その美瑛の私設美術館「新星館」には須田 剋太の絵画120点、大阪のお好み焼き「伊古奈」、喫茶「美術館」にも100点飾られているといいます。 更に、益子焼きの濱田 庄司の下で作陶を学び、後に「縄文象嵌」という技法を確立し、人間国宝に認定された島岡 達三氏の作品(作品1、作品2、作品3)も120点展示されているという大変な美術館です。 本当に不覚にも身近な美瑛にこの様な美術館が2001年からあったことを知りませんでした。 その建物も新潟県の糸魚川に200年間建っていた古民家を美瑛まで運び美術館として再生させたものであるとのことです。 次の休日にはぜひ訪問したいと思っております。 ギャラリーどらーるには美術館のパンフレットと須田 剋太さん・島岡 達三さんの収蔵図録がありますので、お出での節は私に声をかけてください。
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