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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'05.05.Sun
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2007'01.29.Mon
2006年度予定表 投稿者:岩松@管理人代行 投稿日:2005/10/27(Thu) 16:23 No.3416  
 

当ギャラリーページのトップに2006年度のギャラリーどらーる企画展ラインナップを載せましたので、お知らせいたします。

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2007'01.29.Mon
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/10/13(Thu) 15:53 No.3383  
 

3383.jpg ■「野本 醇 個展 ― 画業55年の軌跡を含めて ― 札幌時計台ギャラリー

10月24日(月)~29日(土)

伊達市にお住まいの主体展・全道展会員 野本 醇 さんの個展のご案内を頂きました。

先月も小川原 脩 記念美術館での「麓彩会展」で案内状に印刷の「森の光 2004」120号を拝見して参りましたが、今回の個展は副題にもありますように、過去の55年の画業の軌跡を見せて頂けるとのことで楽しみです。

今回は近作をA室に飾り、B室には古い作品を並べられるとのことです。
昨年美術評論家の鬼丸 吉弘先生の「札幌市文化功労賞」受賞のお祝いのパーティーで、一番最初の教え子として野本 醇 さんが登場された時は驚きましたが、野本さんも私よりひと回り上の午年ですから今年75歳です。
まだまだお若く、お元気でバリバリの現役作家です。



展覧会 竜馬@管理人 - 2005/10/25(Tue) 12:39 No.3411  

3411.jpg ◆「野本 醇 個展 ― 画業55年の軌跡を含めて ―  札幌時計台ギャラリー

野本 醇 75歳。年齢を感じさせない若さをお持ちの野本さんですが、本格的に作品を発表するようになってから55年の節目を迎えて、古い作品を含めての個展を札幌でも観て頂きたいと考えての個展の開催になりました。
新旧取混ぜて39点を飾っておりました。
A室は全道展に出品しました「森の光」(100号)と、主体展に出品した『季節の光』(100号)、そして先日「小川原 脩 記念美術館」での「麓彩会展(47)」に発表した『季節の窓』(50号)以外は全て未発表の今年の作品でありました。
A室入り口付近にモノタイプのデカルコマニー(圧力転写)を一捻りした作品が5点展示されておりました。
私は野本さんがこの種の作品を発表されたのは初めて拝見しましたが、作品制作上のヒントを得ようと実験しているうちに面白くなって作られたのではないかと勝手に想像しております。
「イメージの源集」
「青の諧調」
「風の影」
「2つの情景」
「海からの便り」
一捻りと書いたのは転写して剥がす時にちょっとズラすのが味噌だそうで(笑)、嬉しそうに説明して下さいました。
A室の他の新作をご紹介します。
「先生、随分描いたね」と言いますと、『うん、他にな~んにもすることが無いからね』と冗談めかしておりましたが制作意欲は益々強くなっているように感じました。

『光のなかに』(3号)  ・『北窓』(15号)
『教会ととり』(8号)  ・『光の記憶』(50号)
『丘のとり』(4号)  ・『北窓の静物』(20号)
『とりの歌』(6号)  ・『窓辺のものたち』(15号)
『春のとり』(6号)  ・『月明かりのなかに』(30号)
『光と影』(20号)  ・『室内風景』(10号)
『北の光の静物』(30号)  


以上が新作のでありました。

B室は1950年代から2000年前後までの作品が飾られております。
今は精神性の高い硬質な作品を制作されておりますが、初期の頃の作品でとても興味を引いたのが2種、3点ありました。
当時、舗装された道路が少なかった時代に、道路工事現場からアスファルトの塊を貰い持ち帰ったそうです。
断面の光沢に惹かれて「この輝きを絵に描けないものか?」と見つめているうちに、「これを溶かして絵の具にしたらどうなるだろうか?」と思い、鍋でグツグツと煮てみたそうです。
部屋中黄色い煙と猛烈な悪臭になったそうですが、「何とか絵の具になる」と確信してボードに描いた(塗りたくった?)のが、『黒の交錯』(1956)と、『黒い核』(1957)、その拡大図だそうです。
普通の絵の具と違いきめ細かくぬれないところは油で埋めたのが効果となって気に入っていたのですが、知人に『こんなことを続けていたら肺がんになる』と言われたのと、夏になるとアスファルトが溶けて流れ落ちて来るので止めたと笑っておりました。
もうひとつ、『円のある風土』(1962)という作品が飾ってありました。
これは、京極町の側の山の中に鉱山か鉄鉱石の集積所があり、その周辺の川に沈殿している「赤い色の泥」を新日鉄の職員にもらい、絵の具として使用することを思いついたそうです。
いろいろ試行錯誤の末、背広の芯地をキャンバスにして、泥とうどん粉の糊を混ぜて絵の具としたそうです。
拡大図を見て頂ければ分かる様に、きっちりマチエールも作られておりすす。

他の昔の作品もご紹介します。
撮影している時に「札幌時計台ギャラリー」の荒巻 義雄さんが見えて『昔の作品の方が好きなんだ』と仰っておりましたが、ご覧になって頂きたいと思います。

『羊の星座』(1972)  ・『冬至』(1996)
『追憶の裸』(1972)  ・『森の春』(1998)
『森の食卓』(1974)  ・『白いテーブル』(1997)
『春を待つ』(1977)  ・『黒い箱舟』(1999)
『冬の丘』(1976)  ・『山羊のある静物』(1969)
『冬の形象』(1989)  ・『風土のなかのうし』(1965)
『個の存在』(1991)  ・『いのちのかたち』(1987)  



野本 醇 さんは、B室の応接セットに腰掛けながら『いやー、昔の作品を前にしていると疲れるね~』と話しておりました。
「どうして?」と聞くと『この作品を描いた50年間の1枚ずつにその当時の苦労や思い出が浮かんでくるのでね。楽しんで描いたことが無いからね』とのことでした。
歩み続けてきた方だけの実感でしょうか。

2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/10/25(Tue) 15:02 No.3412  
 

3412.jpg ◆「藤野千鶴子展」 札幌時計台ギャラリー

美術文化・新道展会員 藤野千鶴子さんの個展を観て参りました。
絵画芸術に触れてから日も浅く、専門的なことは良く理解していない管理人は、藤野さんの作品を語るべき言葉を持ち合わせておりませんが、以前よりも明るく、スイングしている感を持ちました。
楽に描いていると言うと語弊がありますが、より楽しく描いているのではないかは感じました。
「花…星の花」「ミツバチハッチの花畑」「宙アンダンテ 05」や、この2枚の作品は少女の宝石箱みたいな煌びやかさを感じますし、「宙アンダンテ y」「宙アンダンテ R」、同じく「宙アンダンテ 」の2枚を見ていると錯綜する内なる宇宙に自分だけの光を見出しましたよと語っているようでした。

他に、後藤 和子さんにヒントをもらったという和紙へ描いた小品が一壁飾っておりました。

2007'01.26.Fri
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/10/24(Mon) 14:01 No.3410  
 

3410.jpg ■「構造社 昭和初期彫刻の鬼才たち

会場:札幌芸術の森美術館

会期:10月30日(日)~1月15日(日)

休館:10月31日と1月9日を除く月曜日、12月29日~1月3日、1月10日

時間:9時45分~17時(入場16時30分)


「日本で初めての彫刻の公募団体「構造社」。
彫刻と建築、彫刻と商業美術・・・
昭和のはじめ、美術の新しい、あり方を
模索した芸術家たちの知られざる物語―。



齋藤 素厳と日名子実三を中心に1926年(対象15年)に国内で初めての彫刻の在野団体として結成された構造社。
1927年から1943年まで16回の展覧会を東京で開催し続けました。
彫刻のみならず彫刻を建築に取り入れる試みや、メダル制作などの商業美術と融合させたユニークな活動も行って来ました。

今回の展覧会は、開催から10年間に焦点を合わせて、出品作品を中心に関わった19名の作家の彫刻・絵画を展示するとのことであります。

2007'01.26.Fri

展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/10/24(Mon) 10:06 No.3407  
 

3407.jpg ■「三つのアニバーサリー 公募展でたどる北海道アート

会場:北海道立近代美術館

会期:
【全道展60周年記念展】10月28日(金)~11月7日(月)

【新道展50周年記念展】11月9日(水)~11月20日(日)

【道展80周年記念展】 11月23日(水)~12月4日(日)

時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)


【全道展】は「60年―全道展の魅力」と副題を掲げ、10月30日(日)14:00から伊藤 進 氏の講演を予定しております。
現会員140名・創立会員21名の作品の他、本田 明二・砂田 友治両氏の作品も陳列いたします。
見逃せませんね。


【新道展】は「半世紀の軌跡 ―過去・現在そして未来へ―」がテーマだそうです。
会員90名・物故作家4名・会友27名、そして一般13名の合計134名が出品します。
11月12日(土)14:00からパネラー数名によるトークセッションを予定しております。


【道展】は「響きあう北と南 ―道展会員会友―/南九州作家交流展」と銘打ちまして、会員会友300点と宮崎・熊本・鹿児島3県の作家の作品50点の展覧会になります。
11月26日(土)12:30~16:00日本画会員会友を講師とするワークショップ《日本画を描こう》を予定しております。


各展覧会とも入場料は600円、3展共通チケット1,500円

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