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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.24.Wed
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2007'01.30.Tue
コーヒー、美味しかったです 投稿者:栄通 (丸島) 投稿日:2006/06/06(Tue) 12:37 No.3946  
 

 先日はどらーる会場での長話し、お忙しいのに本当に失礼しました。

 あの日は、あんまりお天気が良いので、手稲山に登山。羊蹄も縦じまに雪を残し、ほぼパノラマ状態で景色を楽しんできました。当然、あの山の麓に徳丸さんが居られるんだなーとか、北浦さんならどういう絵を描くんだろうとか他にも画家と作風を思いました。
 
 その後、近代美術館。「日本・韓国・ドイツの今日」展。登山の跡の現代美術はちょっと合わないかなと思いましたが、入場すれば頭は美術モードにスイッチ・オンです。個展会場などで見覚えのお顔があちらこちらでチラホラ。挨拶は控えて会場を何時ものようにボーっと拝見。若い女性が目立って少し華やかでした。
 巨大な鳥かごがあるなーとか、八子さん、ちょと臆したか遠慮気味だなーとか、斉藤周さん、おっ男がいるぞ、珍しい、それにいつもより賑々しいなとか、さすが国際派の端さん、装置顕に異文化ショックを映像と会話と文字で表現している、しかも波立つ牛乳スクリーン上にとか、アー何と言っても鈴木さん、我が愛する山岸誠二君の完全ヘアヌードがあるではないですか。これには夫婦で思わずニッコリしました。いい男だ・・・・。
 僕は同性愛者ではないが男美の気持ちは少し判る。十九の時、三つ年上の東北人先輩と銭湯にいったことがあります。彼の裸体、湯船から上がって、スクーッと白い肌を薄ピンクにして、微笑みながら腰掛けた僕のほうに遣ってくるのです。綺麗だったなー、自分の顔が赤らんだのを意識しました。幸せに互いの目を見合ったのを今でも覚えています。

 その後、どらーるへ。
 お声をかけて頂き有難うございました。不躾な質問にも応えていただき、『あー、やっぱりそうなのか、しかし、しかし・・』
 家内もいつになく能弁でした。普段、何かとどらーるや坂本さんのことを話題にしますので自然に言葉が出たんでしょうね。夫婦共通の話題って家族以外のことは意外に少ないものです。彼女もある時期からどらーるは見続けています。
 門馬邸での坂本順子展を何故教えてくれなかったんだ、何故連れて行ってくれなかったんだと時々思い出しては叱られます。あの頃は自分が独りで絵を見るのに汲々としていて一緒に見る余裕がありませんでした。門馬ギャラリー、二メートル程の狭く細長い通路、長さは幾ら位だろうか。順子さんは敢えて観覧者の視線を無視するように細く縦長の作品と、あの空間では全貌出来ない大きな作品を並べていました。得意のボックス・アートをメインにしてもいいのに。強情な人だ、同時にこれからの決意と意思を感じました。わざとに画質感(マチエール)を緩めた部分にも彼女の先を感じました。強情(力強さ)、ユーモア、明るさ、必ずこの面が顕になるはずだった、一皮も二皮も向けた熟女・坂本順子が・・・

 先月は花粉症の関係で投稿が滞りました。春過ぎて初夏近し、文章に励みたいと思います。いつになく長くなりました。失礼な言葉共々お許しを。



Re: コーヒー、美味しかったです 竜馬@管理人 - 2006/06/06(Tue) 13:55 No.3947  

3947.jpg あははは。
丸島さん何をカミングアウトするのですか?
12行目からの4行に戸惑いました。 (笑)

門馬ギャラリーでの個展の時は坂本 順子の身体に既に病魔が忍び寄っておりました。
ギャラリーからの要請を受けてからの日数が短かったので、結果的には出来ませんでしたが、本当はいろいろとやりたいことがあったのでしょうが・・・・。

でも、彼女の作品を丸島さん初めて評価してくれましたね。

あ、それと鈴木 涼子さんのモデルが山岸せいじさんとは気が付かなかった。
いつも写していると、写される側に回りたくなるのでしょうか?



Re: コーヒー、美味しかったです 栄通 (丸島) - 2006/06/06(Tue) 21:54 No.3950  

速攻のご返信、有難うございます。
 確かに門馬邸では少し元気がなかったですね。それなのに長の立ち話、それも二度も。
 順子作品は「第三文明」からしか知りませんが、あの作品は一所懸命観ましたね。美人夫人に出品をお伺いして、ルンルン気分で行ったのをよく覚えています。容姿とは全然違った、予想外の作品の前で頭を小突かれた感じでした。以来、坂本夫人ということではなく気に掛けていました。評価だなんて、とんでもありません。でも、順子考は末永正子展の時、比較と言う形で頭の中で纏めました。

 山岸さんとはギャラリー巡りでよく会います。その独特の鑑賞スタイルは必見ですよ。「栄通のダラダラ長観」か「山岸の没我横観」か、双璧ですね。

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