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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.26.Fri
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2008'09.27.Sat

□遥かな刻―小島 和夫日本画展


会場:室蘭市文化センター展示室
   室蘭市幸町6―23
   TEL 0143-22-3135







10月1日に室蘭市市民美術館がオープンしますが、その上の階にある展示室で行われている小島 和夫さんの個展に行って参りました。

大きな作品から小品まで大小取り混ぜて40点ほどの作品が飾られておりました。
室蘭においてこれ程の日本画をひとつの展覧会で観ることができるのは本当に幸運なことであろうと思います。

所謂花鳥風月の日本画ではありませんが、ヨーロッパ、中東、中国奥地などの住人、生活を生き生きと画いている作品が多くありました。
何れも画かれた地域や人々の息吹と言うか、気候や空気までが感じとられる作品ばかりでありました。

1961年と1963年と言いますと、小島さんが中学生と高校生の時に描いた油彩画が2点飾られておりました。

「マスイチ浜」 1961年油彩 F40 「石狩」 1963年油彩 F20


陳腐な表現ですが、どっしりとした骨太の作品で、現在の小島さんの作品を彷彿させるものでした。
更に、
東京芸大時代の作品「自画像」は、最初油彩かと思いましたが、日本画でした。
あの時代芸大でこの様な日本画を描いていた小島さんの存在につくづく感じ入りました。

訳の分からないことを書くよりは、いつもの通り作品をご紹介します。

「想(オーランガバード)218×173 1996年」「シヴア」101×101 1994年「遥かな刻」218×173 1999年「北の河口」F30 2005


左から「早苗の頃」F20 1997年、「回廊」P30 「路(ウイグル自治区)P30 2005年」「川辺の家(烏鎮)」F30「沙路(インド)」218×173 1998


「印度の夕(カッチ湿原)」P20 1997「風の小径」P12 1992「早春の林」P30 1997「胡同(北京)」218×173 2000


「自画像」B3 1968「阿」130×75 1980「津軽」130×75 1978「想(白杵)」218×173 1995


「薔薇窓(スペイン)」145×70 2006「星の道(スペイン)」145×70 2001「サマルカンドの男(ウズベキスタン)」218×173 2001「街角(イスタンブール)」218×173 2007


「門(スペイン)」218×173 2006「MALTA」218×173 2005「家路(モロッコ)」145×70 1999「河(ベナレス)」140×70 1997


「めざめ」101×101 1996「アマリアの街(ポルトガル)」101×101 2002「ソグド幻想(ウズベキスタン)」101×101 2002「復活祭(ルーマニア)」218×173 2003


「扉(インド)」101×101 1998「風の門」218×173 1994「廻廊(シチリア)」145×70 2005「雪の音」145×70


「駅(イスタンブール)」145×70 2008「北の瀧」145×70 2008「白い風〔エスキース〕(ウズベキスタン)」2004今年の院展出品中の「夕映えの頃」のエスキース


最後の写真の
院展出品中の作品はありませんでしたが、写真がありましたのでご紹介します。

9月28日(日)までの会期です。
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