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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

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2007'01.29.Mon
リクエストに応えて 本論 久保... 投稿者:栄通 投稿日:2005/12/23(Fri) 17:01 No.3522  
 

 久保君は国松さんの作品を観て、作品に沿うという形で夢多く語ってくれた。僕は山を見れば山しか語れない。彼は山を見て『海』きれいですね、『空』きれいですねと語ることができる。夢追人だ。

 彼は沼田町から絵を観に定期的に札幌に来ている。家族の生計を立てながらの活動だ。何をおいても、こういう鑑賞態度には頭が下がる。彼の文体リズムは僕好みではない。だらだらした文に閉口している。結論を早く言ってよ、という思いは正直ある。が、彼の鑑賞態度と情熱は好感している。自分を折ってでもその文体に付き合わなければと思っている。同好の人と思っている。

 末永さんの文章から少し変わったと思う。読みやすくなった。その変化もおりこんで語ることができたらいいんですが、一応無視して、批判的に書いてみたいと思います。


 まず何より彼は作品・作家に対して非常に『やさしい』。やさしさで対象を取り込んで、どこまでもどこまでも入っていく、進んでいく。女性を口説くようにして。けっして嘘は言わないから相手は喜ぶけど、それを聞いている他人は関心もするが、「そんなに褒めちゃっていいの」って、つい思ったりする。このプレイ・ボーイ的態度は相手(対象作品)と自分を明確に区別して関わっていく。私は語る人、作品は語られる存在。徹底した対象分析能力あっての「やさしさ」だ。常に自分は安全地帯ににいて、作品にやさしく深く深く迫っていく。だから文章に口説き言葉としての凡長さ・巧みさ・意外さはあっても、ブレが無い、不安が無い、読む人間が自分自身を問い直す契機が無い。その辺が僕にとって不満なところです。

 それでは久保君が自己充足して、その確認だけのために絵を見ているかといえば、決して違うだろう。自分にも美学はあるが、自分に無い知らない美学が他にもあるんではという思いで観ていると思う。ただ、久保君はあまりにやさしすぎて、その隙間をピエロ的・トリックスター的に埋めようとして、凡人になっていると思う。超凡人、あまりに凡人になりきれない。
 返り血を浴びるのを恐がってはいないが、相手の弱点が見えるが故に、そこを突っつくのをためらっているようだ。早みえで賢すぎるんですね。人格も健全。だから、姉歯氏のいるメールは送れても、見る者は非常に安心しちゃう。僕なら同時にポルト会館と栗谷川氏の作品を小さく入れる。ギャグでも安全に振舞っているんですね。そう振舞わざるをえない哀しさが伝わればいいんですが・・・・・・。

 
 以上はあくまでここに載った文章にもとずく感想です。多分、他ではまた違った面を出していると思います。

 来春、訪問したいと思います。構いませんか?



ドラゴン・ Reクエスト 久保AB-ST元宏 - 2005/12/27(Tue) 01:40 No.3524   HomePage

3524.jpg ■栄通さん!リクエストに応えていただき、ありがとうございます。

>氏はモニュメンタル(公共空間を生かした作品展示)な仕事をされているので、場の強制力は絶対条件だ。

■なるほど。そーですよね。
でも&だからこそ、「室内の小空間」という「場」の「強制力」とも呼応し合えたのだ・と、私は思います。

>自分という存在が二律背反的

■なるほど、大昔に読んだ吉本隆明『高村光太郎』(1957年初版、飯塚書店)などの、エディプス・コンプレックスの視点からの光太郎論を思い出しました。
しかし、光太郎が光雲パパとゆー堅牢な視点&支点を持ちつつも、超☆愛妻・智恵子が「人生」に突き刺さってきますし、その過程で遥か西洋のロダンとカミーユをダブらさせたり、さらに時代も江戸時代の「仏師」から近代の「彫刻家」へと複数の立場からの変化が加えられたりと、「二律背反」の「現場」は常にメタ&メタに多義的です・よね。
そーゆー意味では、「表現者の紹介で家族性を前面に出さないほうがいい」っーのは、大きなお世話なのでしょう。
別に自民党&民主党の2世議員を語ろうとしているわけではないので、「家族」という偶然の系譜を楽しむイベント性に身を投じてみるのも、無責任な観客のシャンパンのツマミです。そのツマミが、國松希根太氏であるのであれば、シャンパンも少しイイヤツを冷やしておくぐらいのスタンスが私は好きです。
まぁ、國松希根太氏に限らずに、茶目っ気のある”竜馬リクエスト”が提示する年間スケジュールには、わざと種明かしをするかのような北海道画壇ファミリー・トゥリーの枝葉が、何本も準備されていますよね。
栄通さんも思っていらっしゃられるように、画廊は博物館ではありません。同時代の鋭角な切り取りとしての、画廊です。「家族」という偶然にだまされてみるのも、シャンパンの日々の泡です。
「家族は子どもに弱い」し、同時に、だからこそ強弱とは違った価値観で向かい合わなければならない「個人」同士でもあるんですよね、これが。
その「強弱とは違った価値観」とは何か?そこへ興味を集中させるほうが私には魅力がありますよ~♪

>結論を早く言ってよ

■ただ、私が駄文の中で唯一、肝に銘じているのは「結論を書く」ということです。
それは、まぁ、「結論」を書かないで、現代詩くずれのムードに自己陶酔する評論文を読むたびに時間の浪費ばかりを感じてしまう経験を何度かしてきたからです。
かと言って私は、もちろん、「データ」を羅列する知識はまったくありませんし、「紹介」するフットワークも持ちえていません。
ですから、私の「だらだらした文」にお付き合いしていただける方(が、もし・いらっしゃったら・の前提ですが・笑。がくっ。)への唯一の仁義として、「結論」だけは明示しようと勤めています。たとえそれが、中間報告としての「結論」であったとしても、読んでくれている方を最後に中空に放り出さないようにプレイ・ボーイぶりを発揮しています(がくっ)。

>読みやすくなった。

■前回、ここの掲示板に私が恥をしのんで私の自作の4コマ・マンガを添付させていただきましたが、あれは、今回の私の『國松 明日香 展』感想文が、4コマ・マンガの手法と「文法」で書いた・と、後になって(=書き上げてから)気が付いたからです。
つまり、紙メディアが「評論」というジャンルを育てたように、インターネットにも、インターネットならではの「評論」の「文体」があってしかるべきではないか、とゆーのが今回の私の感想文でした。
コンピュータ画面で下にスクロールしてゆくごとに、次の文章が画像と共に現れる・とゆー「文体」です。さらに、リンクや、画像にカーソルを置いた時に表示される文字など、インターネットならではのメディア環境全てを「表現」として利用する…。これは、ある意味、読者へのサービス(=「読みやすくなった」?)でもありますし、メディアの環境に添え寝するプレイ・ボーイ「文体」とも言えましょう(がくっ)。
http://www.geocities.jp/kyouhanshinbun/art-kunimatu-asuka.htm
最新型と、気取ってみたところで、なんだこれ、4コマ・マンガの変形じゃんか!っーツッコミも、また重要かつ有効な意味があるのです。よね?
■今回の書き込みに添付させていただいたのは、私が(あえて名を秘す)高名な画家へ出したプライベートな手紙です。これは&これで、「感想文」です。

>多分、他ではまた違った面を出していると思います。

■お見通しのように、愛と平和と悪意の『共犯新聞』主筆といたしましては、涙を流さずに慕うものを前から後ろから切りつけ続けています。返り血もまた、美味し、ってか?
お時間があれば、読んでみてね。

http://www.geocities.jp/kyouhanshinbun/2005got.htm

ここには私の勉強不足と無知による誤解&誤読もあるでしょう。でも&まぁ、それも博物館ではないリアルな世界の住人としての酩酊日常。修正と謝罪は、「批評」の彼岸にあります。
ってなワケで、器用貧乏(←自分で言うんじゃねぇー!がくっ)を自ら楽しませていただいております。

>常に自分は安全地帯ににいて

■プレイ・ボーイっーよりは、今宵も指名ゼロの悲しき中年ホストな気分で、いつも愚かな赤文字の浮き具合を長め(=眺め)ています。「ああ、また書き込まなきゃ良かった。今宵も指名も同伴もゼロだった…。」、みたいな。
ただし、プレイ・ボーイは「たいこもち」とは違って、無芸大食なれど、「裏切り」の回路は許されているのですなぁ。

>読む人間が自分自身を問い直す契機が無い

■そーゆー「評論」を目指します。

>凡人になっていると思う。超凡人、あまりに凡人になりきれない。

■うーん。超難しい。分かりやすく教えてください。

>来春、訪問したいと思います。構いませんか?

■ダメです(うそ・笑)。
■実は私は、東札幌にも家があるんですよ。正月はそこで過ごす予定です。ダイエーで見かけたら、
「よっ!プレイ・ボーイ!」
と、声をかけてください。がくっ。
■あ、そうそう。新春芸能活動といたしまして、1月7日(土曜日)午後6時から、全国放送されるテレビ朝日系列の『人生の楽園(1時間スペシャル)』に、若林博士と私が共演させていただきますので、そこでお会いいたしましょう(笑)。



家族愛掲示板 竜馬@管理人 - 2005/12/27(Tue) 09:25 No.3525  

やはり私が穴篭もりしていた方が面白い (*^_^*)。

思考が文章で表現されると、それぞれ馴染んだ文体があるから意図が伝わらず曲解されることが多い。
説明的であり過ぎても腹が立つ。
お二人とも突き放しつつ妙な連帯感が感じられて実に面白いですね。
でも、決して意が伝わってはいない(笑)。

先日「国松 明日香展」に脚本家の倉本聡氏ご夫妻が見えられましたが、脚本の無いドラマ『人生の楽園』若林博士編も遂に第2弾を迎えましたか?
私を主人公にした『人生の落日』(ガクッ)もそろそろありかな?



Re: リクエストに応えて 本論 ... 栄通 - 2005/12/27(Tue) 23:17 No.3527  

いや、どうも。本日は、「純米(大山)」で上機嫌です。投稿が固まってたので、どうしましょうと思ってましたが、お返事がきて嬉しい限りです。酔いがさめた明日にでも短めにお礼を書きたいと思います。

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