展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)
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[三つの個展] ■「八重樫 眞一展」 これまで道展を見てこられた方々の大半は八重樫眞一さんの作品に記憶があることでしょう。 非常に特徴がある作風ではありました。 八重樫さんの以前の作品は、細かなことを言えば(細かなことにこだわる必要は無いと思いますが八重樫さん自身が割りと細かい人だと受け止めています)、幾つか気になるところがありました。 今回の三人展(同期間・同一会場での個展)がどういう経緯で実現したのかはお話を聞いて理解した積りです。 それがどうであっても良いことで、八重樫さんは非常に感激しておりましたし、その為に以前の八重樫さんでは考えられない(ゴメン!)努力をされたと管理人は推察いたしております。 強い意欲で制作されたことはA室に入った瞬間に分かりました。 生意気にも絵画芸術を理解していないRyo@管理人が気になることを八重樫さんにお話いたしましたが、そんなことはどうでも良くて、今回の作品に魅了されました。 ■「伊藤 光悦展」 道展会員の伊藤 光悦から二紀会委員の伊藤 光悦になってから、作品も制作の心構えと言うか、姿勢と言うか、これが変化したようにRyo@管理人は見ております。 すなわち、教師から絵描きに変貌している途中のように思っています。 これは、好意的に言っているのか非好意的に言っているのかは自分でも分かりません。 とにかく「上手い」し、破綻がない。 余りに破綻が無さ過ぎて面白くない。 「上手すぎるとは思わないよ」という作家を何人か知っているけれど、どう考えても否定する作家より上手い。 ここが、伊藤 光悦という大作家を北海道限定にしているのでしょうか? 前回の東京での個展で“フラッ”とWALK INして来た方が何名か購入したと聞きました。 どういう方向性を選ばれるのか興味が持てますね。 水曜日のの北海道新聞夕刊でこの展覧会を取り上げて、「初めて軍用機を登場させ、作風の変わる兆しを見せた。不安な時代を象徴する風景画には時代に対する問題意識がうかがえる」とありました。 そんな作家になってもらいたくないなぁー。 光悦さんは『それでどうなのよ。悪かったのか?』と聞くと思います(*^_^*)。 何の文句もありません (笑)。 ■「浜口 秀樹 個展」 お顔は存じ上げておりましたが、お話をしたことも無い方です。 ものすごく失礼なことですが、作品を拝見したとしても見分けがつかない程度のRyo@管理人です。 Ryo@管理人の親戚筋に「本うるし」と言うのでしょうか、天然うるしを使って厨子や龕・合子の制作や、文化財(仏像など)の修復の仕事をしている人がいます。 浜口さんや渡辺さんなどの道展の塗りの仕事をされている方は合成の漆を使うのが多いので仕事がし易いということはあると思いますが、その分又シンナーなどを大量に使う訳で大変な仕事だと理解しております。 作品を何点かご紹介します。
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