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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2025'07.07.Mon
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2007'01.26.Fri
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/09(Fri) 16:06 No.3281  
 

3281.jpg ■「富田 知子展」 ぎゃらりー807 函館市元町18-11FMいるか

会期:9月22日(木)~9月27日(火)
時間:AM10~PM6(最終日PM5)

行動美術会員・全道展会員の富田 知子さんの函館での個展です。
先程富田 知子さんが寄ってくださり案内状を手渡されましたので、「どうして?函館とは?」と聞きましたところ、いろんな人の名前が出てきてその方の紹介で2年前に企画でお受けしたとのことでした(?)。
私がお聞きした名前を忘れてしまっただけです(ガクッ)。

23~24点展示するそうですが、『旧作は3点だけ。後は全部新作です』とのことです。
函館の方はラッキーですね。
『社長、わざわざ来てくれなくても良いよ』とは言われましたが、「観たい!」という思いもありますね。どうなることやら・・。



展覧会 竜馬@管理人 - 2005/09/25(Sun) 22:54 No.3325  

3325.jpg ◆「富田 知子展」 ぎゃらりー807 函館市元町18-11FMいるか

函館山の麓、元町の坂の上にある「FMいるか」ビル1階、「ぎゃらりー807」での個展に行ってまいりました。

24点の小・中品が展示されておりました。
上の案内欄にも書きましたが24点中「ギャラリーどらーる」で飾った3点以外はすべて初めて拝見するものでした。
作品はガッシュ(アクリル絵の具かも知れません)でしたが、益々深みが加わり、きれいなドローイングした。
「気の領域」「コスモスⅡ」「コスモスⅢ」の3点はタイトルを記入して来ましたが、他の作品に関してはタイトルを省略します。

「作品1」「作品2」「作品3」「作品4」「作品5」「作品6」「作品7」「作品8」「作品9」「コーナー1」「コーナー2」「コーナー3」「コーナー4」「コーナー5」

私が訪れた時には鎌田俳捺子さん、外山ムツ子さんら全道展の女性作家たちが何人も入れ替わりで来場されておりました。
リンクした画像は外山ムツ子さん㊨、宮本 翠さん㊥、富田 知子さん㊧です。



Re: 展覧会案内 竜馬@管理人 - 2005/09/26(Mon) 17:08 No.3327   HomePage

ギャラリー会場の条件と言うより、アクリルのカバーがかけられていたのでいつもながら写真が良くなかったと反省しています。
函館「絵画堂」さんのHPに店主夫人のmemeさまが写した写真が掲載されております。
迫力は「絵画堂」さんの方がありますので、ご覧になってください。
http://www10.plala.or.jp/kaigadou/tenrankai26.htm

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2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/19(Mon) 17:16 No.3309  
 

3309.jpg ◆「北浦 晃 自選による油彩画展 テーマ別・Ⅱ 静物」

会場:美唄市民会館 大会議室

新作家美術協会委員の北浦 晃 さんの展覧会に行きました。
北浦 晃 さんの強力なサポーター軍団が展覧会を数年前から企画し、美唄市の教育委員会を動かし、4年間に渉る大規模な回顧展の今回は「静物」展であります。
昔の美唄東高校の仲間たちや北浦さんが最初に教鞭をとった美唄中学校の教え子たち(かの世界的彫刻家安田 侃さん・夫人も教え子です)がこのページも盛り上げて下さっております。

NO.3306にも書いたのですが、シャンデリアが沢山ぶら下がっている広い会場で、展示用の壁も無い条件での展覧会ですが、「この会場では勿体無いな」と思う反面、展覧会に至った経緯を知ってみると「この展覧会はここで良いんだ」と妙に納得する展覧会でもありました。

「故郷がこんなに暖かく迎えてくれる絵描きもそんなには多くないのでないだろうか」と何故か高橋 英生さんを思い出しておりました。
作品は一番古いのが1954年ですが、今回の「静物」を主に描いていた時代が1970年代と1980年代で、その時代の全道展ではかなり異質の作家であったことが見て取れます。
現代の若い人たちに流行っている画風に近いものも感じました。
とにかく作品を並んでいる順にご紹介します。
「林檎」1954「空のブランコ」1972「羅針盤と椅子」1972「夜の静物」1973「重い眠り」1973「裸婦と人形」1974「裸婦と人形」1975「卓上に吹く風」1975「壁の前・A」1976「壁の前・B」1976「風(枯花)」1977「風」1978「人形の部屋」1981「同部分拡大」「鏡の前」1981「秋の果実」1981「椅子の人形」1981「鏡の前」1982「鏡と鏡の間」1982「秋の静物」1982「眠る人形」1983「鏡の中に眠る」1983「同部分拡大」「薔薇の肖像」1983「モデルのいない椅子」1984「青い鏡」1984「路上の鏡・習作」1984「冬の窓辺」1984「卓上の林檎」1984「林檎五つ」1984 「秋の静物・1」1985「秋の静物・2」1985「時の流れ」1986「黒い静物(林檎)」1986「黒い静物(紙風船)」1986「祝花」1991「虞美人草」1991「ANEMONE」1991

「人形の部屋」と「鏡の中に眠る」に部分拡大を入れましたが、北浦さんはこの頃約10年間くらい背景をこの様な線と言うかストロークで描いていたそうです。
時折描いた風景の空などにも使っていたそうです。
30年前の作品とは思えない新鮮な作品で、北浦さんの確かな歩みを感じさせられました。
来年の「風景編」も楽しみです。

◆「北浦 晃 静物画 小品展」

会場:喫茶「あぶみ」美唄市大通西1北1-1-29

国道に面した2階にある喫茶店で、北浦 晃 さんの美唄中学での教師時代の教え子が経営しているお店です。
小品を15点ほど飾り、販売もしておりましたが、開始2日目にして数点売約済みでした。

前日、この場所に二十数人が集まり店主の手打ちパスタなどで楽しんだそうで、北浦さんも2時まで飲みまくったとのことでした。因みに竜馬@管理人も2時までパソコンの前でウトウトしておりました(ガクッ)。
作品すべてにガラスがかけられていたので反射して良く写せず、辛うじてご紹介できるのが「胡蝶蘭」「プラム」「サクランボ」「ひなげし」位でした。
フラッシュを使って少し離れて写したのは何とか使えそうなので数点リンクさせます。
「角度1」「角度2」「角度3」「角度4」



Re: 展覧会 尻馬 - 2005/09/21(Wed) 21:33 No.3312  

有難うございました以外の語彙がありません。全部PCの倉庫に格納しましたので・・・。
いずれ必ず「竜馬さん」とのツーショット孫子に残せるように研鑚します。が、北浦以外の時も素人の与太でお邪魔させて下さい。(どらーるのHPきっちり「お気に入り」に入れました)。 寝不足のヤナイさん、栄通さんお邪魔しました 再見 



私も嬉しいです 竜馬@管理人 - 2005/09/21(Wed) 23:21 No.3314  

3314.jpg 尻馬さま、喜んでいただいて私も嬉しいです。

>北浦以外の時も素人の与太でお邪魔させて下さい。
 ↑
どうぞ、どうぞいつでも歓迎いたします。
それと、知床方面を訪れる時は札幌にも寄ってください。



尻馬様へ 栄通 - 2005/09/23(Fri) 12:41 No.3318  

 「ヤナイさん」の尻馬にのって、つい茶々をいれてしまいました。というのも、きっと筋金入りの返事が送られてくるのではと期待したからであります。もう少し北浦さんで盛り上げてもらいたいと思ったものですから。うまくいきました。お許しください。

 「利尻富士」の写真、素晴らしいですね。沢田哲郎的山岳美ですね。北浦さんにも益々描いてもらいたいですね。つい「鳥海山描いて下さいよ。」って、注文してしまいました。笑っていました。   

 尻馬さん達が内野席最前列のホットライン的応援団としたなら、私は外野席末席のカーカー鳴く俄ファンであります。次回以降の情報、また当地の美術情報等よろしくお願いします。このサイトは『宴会風景』も得意としているみたいですから、皆さんの元気な『風景』も見たいものですね。



Re:栄通様へ KITA - 2005/09/23(Fri) 15:19 No.3319  

3319.jpg 美唄まで遠路有難うございました。山が沢山でてきてこの秋は忙しくなりそうです。尻馬氏が沢田哲郎を知らないのではないかと思い、尻馬氏がやってのけた画像添付に挑戦してみました。来年の風景画展にご注文?の山が揃いますかどうか。



Re: 栄通様へ 尻馬 - 2005/09/24(Sat) 22:40 No.3320  

3320.jpg  前を歩いていた通りすがりのご仁から(通行人と称しているようですね)「もしやお前さんは坂本竜馬オタクと見たが、北海道でも大人の広場で、素敵な人たちが真面目に愉しんでいる所があるから、たまには自分の根性を浄化しろ」みたいな、嬉しいけれどありがた迷惑のような、サゼスチョンがあったような気もするのですが、格好をつけるのは措いといて「竜馬管理人」の世界で中毒状態です。「梁山泊の下足番」みたいな生業で画伯や通行人のような正業にないのですけれど、それは措いといて北浦の画像添付にはチョットどころか、かなり痺れたことです。愚老はこのようにパソコンを駆使出来ないので(パソコン云々は別として北浦が几帳面なのが昔のまんま)口惜しいだけです。沢田哲郎的山岳美も、北浦が尻馬の奴、沢田哲郎を知らないとエールの交換が続かないと案じてくれたことが「竜馬管理人」が揶揄する美唄東高の「私」の「売り」です。以上が落とし話の前振りで、栄通様えの私的な話は以下の「質問」と「共闘作戦」です。

 栄通さま、もしや海坂藩あたりの生まれ育ちなのですか?。北浦に鳥海山の「絵」も描いたらとオファーしたと読んだのですが、日本百名山15番目に登場する鳥海山を北浦の「絵」で残したいなどと思うのは、よほどの藤沢周平ファンか彼の地に因縁のある人、と尻馬生は忖度したわけです。画伯や通行人と惜別して、高3の1年間を山形県南の米沢興譲館で送った愚生は、道産子を珍しがった庄内の級友のところで夏休みの5日ほど、鳥海山を見ていたことがありますので。

 さて画伯のことです。随分と仕事をしていますよね。でもあと20年も絵筆はもてないでしょう。あの美唄で「人物」「静物」ときた以上「風景(自然)」は必定です。作品はタクサン
有り過ぎるほどですが、氏の鳥海、大山、石鎚、(利尻)などやって欲しいですね。愚息(次男)が「先生、富士山は興味ないのかな」みたいなこと言っていますが、愚生は北浦の、槍や、穂高を観たいと思はいので・・・。
これ以上山のご託をやっていると、通りすがりのご仁から、うるせんだよお前はと、肘鉄を喰いそうなのでおわりです。が、栄通さま、山形と周平さんの話「いいちこ」か「北の錦」を左手を遊ばせないで、いつか「竜馬さん」と一緒に。

 鳥海山の謂われとなっている、池が入っている夏山の添付出るかな



私も懲戒は山ほど 竜馬@管理人 - 2005/09/25(Sun) 01:26 No.3321  

尻馬さんから栄通さんへの振りを横取りする様で申し訳ないのですが、何か興味のある話題が展開されているので・・・。
藤沢 周平の海坂藩は庄内藩と云われておりますが、私の母の郷は庄内の酒田です。
尻馬さんの学んだ興譲館高校は米沢ですよね。
家内の母方の祖父も米沢、私の小学校の恩師は鶴岡の出身でして、山形県とは縁が深いのです。
私の父方の曽祖父は秋田佐竹藩士で戊辰戦争で北海道に来ております。

一昨年のゴールデンウィークに一家で酒田の母の実家に行きました。
昭和29年に私一人で、下駄を履き、釣竿1本担いで30時間の旅をしました。
小学4年生で、良く行けたものと自分ながら驚きますが、出してくれた親も剛毅でしたね。
蒸気機関車時代ですから、おそらく鼻の穴を真っ黒にして東北本線と羽越線を乗り換えて行ったのでしょう。
鳥海山は一昨年に行きましたが、羽黒山と月山は行ったことがありません。
リタイアしたらゆっくりと回りたいと思っております。

尻馬さん、沢田 哲郎の本を贈りますよ。



Re: 展覧会 usagicchi - 2005/09/25(Sun) 05:35 No.3322  

あの~,鳥海山って私が毎朝6時半,片道47キロめがけて走っているあの鳥海山だったのですね。去年は,まじめに仕事もせず,窓越しに鳥海山を眺めては,「思えば遠くにきたもんだ」と思いながらも癒されてました。今年は,建物の配置で窓からは見えませんが・・・竜馬様にも内緒にしていた鳥海山情報でした。添付ファイルに写真を付けようと思ったのですがうまくいきませんので,イメージをふくらませてください。神々しいですよ。



Re: 展覧会 usagicchi - 2005/09/25(Sun) 09:52 No.3324  

3324.jpg こうすればうまくいくのかな?どうかな?

2007'01.26.Fri

展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/21(Wed) 11:41 No.3310   HomePage
 

3310.jpg ■「新生 北海道教育大学岩見沢校美術教員作品展 未来への潮流」







《岩見沢会場》
会場:岩見沢市絵画ホール・松島 正幸記念館
   岩見沢市7条西1丁目 0126-23-8700

会期:10月6日(木)~11月13日(日)

時間:10時~18時 (木曜日13時閉館)毎週水曜日・10/11・11/4休館

入場料:一般210円、大高150円

出品者:書/青木 英昭(空豁)、書/須田 義樹、油彩/新井 義史、書/辻井 義昭(京雲)
     映像/伊藤 隆介、陶磁/前田 英伸、油彩/梅津 薫、情報デザイン/三浦 啓子
     空間造形/坂巻 正美、油彩/山本 勇一


《札幌会場》
会場:ギャラリー山の手

会期:10月4日(火)~10月29日(土)

時間:10時~17時 (日曜・祝日休館)

出品者:映像/伊藤 隆介、空間造形/坂巻 正美、金工/佐々木 けいし、木工/寺井 暢彦
     彫刻/中村 和雄、彫刻/二上 正司、陶磁/前田 英伸

2007'01.26.Fri
北浦油彩画展オープン 投稿者:通行人 投稿日:2005/09/17(Sat) 13:41 No.3296  
 

■「北浦 晃 自選による油彩画展 テーマ別・Ⅱ 静物」。於美唄。ご丁寧なご紹介、ありがうございます。昨日第2会場も合わせ展示作業を終了。昨年までは地元の美唄で勝手に作業をやっていたのですが、管理人さまが詳しい紹介をして下さったので作者本人も緊張したのか、作業の昨日、自ら会場までやってきました。そのかわり、17日の晩、地元の老若が、勝手に第2会場でオープニングパーティを開くことに。ご本人はそれが一番楽しみな様子で、会期中、会場に張り付くと張り切っていましたが、20日から急用が入り、結局は19日夜まで連泊の模様です。



Re: 北浦油彩画展オープン 竜馬@管理人 - 2005/09/17(Sat) 15:07 No.3297   HomePage

3297.jpg 通行人さま(白戸様)ご無沙汰いたしております。
相変わらず東高校の結束は固いですね。
東京や横浜のご友人もご覧になられるので、出来れば明日にでも撮影して作品のご紹介をしたいと思っております。
オープニングパーティー明日なら良いのに・・・(笑)

確か、岡村さんと仰る方もご友人でしたよね。

以前に本ページでご案内した後に、北浦先生から図録をお届けいただきました。
少々点数が多く有りますが、ご案内状の代わりにもう一度ご紹介します。
「作品ページ1」「作品ページ2」「作品ページ3」「作品ページ4」「作品ページ5」

クリックして出てくる画像は小さいのですが、画像の上で1~2度空クリックすると画像右下に拡大マークが出てきます。
それをクリックして頂きますと画像は最大化します。

2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/11(Sun) 15:30 No.3287  
 

3287.jpg ◆「風の中の展覧会」小川原脩記念美術館(倶知安町)

「麓彩会展(47)」と同時開催いたしております。
昨年も拝見しておりますが、この展覧会のメンバーは彫刻・造形・作陶とジャンルを立体にしておりますが、概して年齢が若くしっかりした姿勢の作家が多いので興味深く拝見いたしました。
実は、竜馬@管理人今年最大の買い物である「ニコンデジタル一眼レフ」を自分では始めて使ってみようとこの日持参いたしました。
麓彩会展から観ましたので、展示室最初の作品野本 醇 さんの作品を撮影し、写り具合を見ようとカメラを持ち変えた瞬間手を滑らせて1m40位の高さから大理石の床に落としてしまいました。
“ガチャーン”という大きな音がし、美術館の係員が作品を落としたとカン違いをして飛んできました。
外見は何でもないのですが、フラッシュが切り変わらないとか微妙に「変だな」と感じる所があります。
そんな訳で、ガッカリしながら美術館の外部ので作品を見ていると両展覧会に出品している林 雅治さんがニコニコ笑いながらやって来ました。
『台風で作品が倒れたり、雨が凹んだ所に溜まったりして傷んだ箇所が何箇所か出たものですから、地元にいる者として点検しています』とのことでした。
その部分を全て案内してくれながら作品の特性をお聞きしました。
川上 勉 さんの作品「薄曇りの日曜日の朝に」(作品一部)はダンボールの基材にポリエステル樹脂をかけているのですが、台風の雨が作品の下やピンホールからダンボールを濡らし変形させておりました。
写真を良く見たらあちこち凹んでいることが分かるかと思います。
他にも、川上 加奈さんの「HANA」は変形はしておりませんでしたが、左下の凹型の部分に水が溜まっていたり、両目の右目じりにゴミが付着したり下地の色が出たりして、流し目をしているかの様になっておりました。
この「HANA」のフォルムも、白い色もとても印象的でした。所々に出ている赤は後からの着色でなく、赤色で下地塗りをした上に白を着けたのだと思いますが、台風の強い風雨で予想以上に赤を見せてしまったのだと思いました。
小野寺紀子さんの「夕子」は相変わらず端然とした佇まいに仄かなエロチシズムさえ感じさせる作品でしたが、別角度の作品写真を見ていただければお分かりの様に、銅像やブロンズ像が酸性雨にやられた様な痕跡が出ております。
ポリエステル樹脂ですから、そんなことは無いのは直ぐ分かることですが、「これも雨のせいかな?」なんて思わせてしまうところが技術なのでしょうか。
橘井 裕 さんの「一人の侍」「無伴奏チェロ」なんかはどんなに雨が降ろうが作品が錆びようが関係ありませんね(笑)。
笠原 昌子さんの作品「蛹」は、先ず設置条件が悪すぎて気の毒でありました。
育ちきっていない植樹樹木の添え木に寄りかかせなくても、「他に展示方法が無かったものか?」と思います。
そんなことからか、風に飛ばされて転がったりしていたそうで、結構沢山の割れやヒビが入っておりました。
この作品もポリエステル樹脂ですから屋外設置にはもっと気を使う必要があったと思います。
作品は一部を拡大して画像にしましたが、とても面白い作品で不思議な魅力を持っておりました。
そして出産を終えて俄然制作に力を入れ始めたばかりの加藤 宏子さんは旧作でしたが想像していた以上に小川原脩記念美術館の庭に溶け込んでおりました。
「holdin’」・「spread」「ナイルを北に」の3作品を展示しておりました。
「ナイルを北に」の部分拡大をして見ますと、展覧会開始当日には生えていなかった草がすっかりと背を伸ばし、不思議な光景を作っておりました。
そして最後に私を倶知安まで誘ってくれた林 雅治さんの作品「無題」です(別角度)。大同ギャラリーでの、「NAC展」に出品した作品を大型にして、釉薬を用いず薪の炎の灰だけを釉として仕上げたそうです。大きい作品ですから焼成時に何本かのスジ・割れが入り、応急処置だけ施して並べておりました。
そんな意味で作品タイトルを付けずに「無題」にしたそうです。
生憎の天気で、太陽が出ていたら朝昼晩の太陽にどう輝くかも観たかった思いが致します。
開放感あふれるこの二つの庭はとても魅力的な空間でした。



Re: 展覧会 stoku - 2005/09/11(Sun) 16:47 No.3289  

遠いところ麓彩会展の取材有り難うございました。あのいいカメラ落としてしまったのですか。ニコンの札幌サービスセンターで見てもらった方がいいですよ。

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