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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.17.Wed
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2007'01.29.Mon
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2006/03/19(Sun) 00:45 No.3656  
 

3656.jpg ◆ 「20周年記念 北の日本画展」

会場:北海道立近代美術館

道展の日本画部門の有志が集って始められたごく仲間内の会がいつの間にか20年の歴史を数えるに至り、ここに北海道立近代美術館を会場にして記念の展覧会を行っております。

一昨年辺りから、多くの日本画家を送り出して来た北海道教育大学芸術文化過程の日本画コースがそれまでの指導教官である川井 坦 さんの定年退官と共に廃止されたことを憂うる声があちこちで聞かれました。

北海道の日本画がどの様な形で新たな作家を育てて行くのだろうとの心配も少なからず感じておりました。

今回の「20周年記念 北の日本画展」を拝見してその心配が杞憂であったことを感じたものでした。

院展の小島 和夫さんが新に参加したことで新たな刺激が会全体に緊張感を与えた感じを受けました。
同時に、道教育大学日本画コース最後の学生宮町 舞子君や20歳を超えたばかりの福井美奈子君、大学院在学中の駒澤 千波、百野 道子君などの若い作家が力を付けて来ており、伸び伸びと個性的な作品を展示しているのも好感が持てました。

ひと昔前に感じられた日本画の伝統の枠を超えた作品が多く、新たな日本画の創造に果敢に挑戦している“熱”を感じさせたこの展覧会に、敢えて「北の~」と名づけた意味を問いかけられた気が致しました。

北口さつきさん、平向 功一さん等の500号の大作も見ごたえがありましたし、伴 百合野さん、野口 裕司さんの様に従来の日本画とは趣の異なった作品も注目を集めておりました。

管理人が伺った時に羽生 輝 さんのギャラリートークが行われておりましたが、最終日の3月26日の14時から川井 坦さんのギャラリートークも予定されておりますので日本画に興味をお持ちの方はぜひ行かれることをお薦めいたします。



朝地 信介
ネジクレタ実Ⅰ
ネジクレタ実Ⅱ
池田さやか
虎Ⅱ
まちわびる
今橋香奈子
流れゆく先
穏やかなる刻
上西 知子
森(collage)拡大)」

上野 秀実
記憶の重力

内崎さき子
初夏の頃
北国に想う
大塚 博子
君住む街
彼らの在処
岡  惠子
星も出ぬ夜に
聖夜によせて
緑織り成す
笠嶋 咲好
移ろう

加藤  拓
嵐山周辺


川井  坦
旅想
旅想
旅想
河内 厚子
群像Ⅱ
群像Ⅲ

北口さつき
祈り・サンバハンの人々拡大)」

熊崎みどり
鶏鳴

小島 和夫
MALTA
風の門
小林 文夫
草々
草々Ⅱ

駒澤 千波
記憶の森
ふたつめの言葉
夜のむこう
齋藤 美佳
風のありか
風のみち

佐久間敏夫
夏日

櫻井 明子
南仏の風
冬の華
佐藤弘美子
祭-流
Pの夏Ⅰ
朱   音
冬波

壽崎 優子

髙木久仁子
冬を迎える
季節はめぐりて
高橋  潤
零~久寿里橋~
border~水と空の間
竹澤 桂子
under-ground
残像
田村 直子
ゴールはどこだ
水鏡
千葉 晃世
北ポプラ
白く
為口 紗衣
KENJI'06-春-
KENJI'06-夏-
千葉  繁
秋彩群鶴
北輝傍樹
陳   曦
モッコ岩
蒼-タウシュベツ
北の浜
富山 真祐
過ぎたあの日


中井緋紗子
静逸


中島さつき


中島 涼紗
水に歩む
水に歩む
中野 邦昭
札幌夜景Ⅱ

西谷 正士
海沿いの道

野口 絹代
待合わせ
ロードキッズ
野口 裕司
そう
袴田 睦美

野Ⅱ
羽生  輝
海霧(北岬Ⅱ)
海霧(オソツナイ)
馬場 静子
野の春
野の花
馬場 智絵
踊り子と黒いオルフェ
伴 百合野
風韻 -亜・己-
樋口 雪子
街角の花屋
百野 道子
眼差し
ずっとここで待ってたの
咲かせるよ
平野久美子
花菖蒲と青鷺


平向 功一
末裔たちの午後


福井美奈子
育み
モウメント
舟山 敦子
守るもの

古瀬 真弓

益山 育子
空木


三浦 仁美
週末


宮町 舞子
どこに行くのか何を探し出せるのか
どの街の空にも星はまたたく
かすかな光に気づきますように
村木  愛
待つ
つの
谷地元麗子
しじまⅠ
しじまⅡ
山内 郁子
柳蘭の息吹

大和美惠子
promise

山本 孝子
明日へ
時を見据えて
横川  優
花の咲くころ
草原
吉川 聡子
そんないちにち
   



「日本画」の可能性 T.nakamura - 2006/03/20(Mon) 00:19 No.3658   HomePage

「どらーる」を後にして、近美の「北の日本画展」を見物してきたのですが、感じたことは、「日本画」の可能性についてです。それを考えさせた切っ掛けとなったのは同じ近美で開催された浮世絵展をわたしとしては間違って(やないさんが余りにも宣伝するものですから)見てしまった事にある。あの国貞の美人画を間近に見てしまった眼の玉は、即学習して、それ以外の絵を何を見ても、感動しないのです。困ったことです。で、「日本画」の可能性という、身も蓋もない問題について考えようとするのですが、駄目です。くわばらくわばら。

野口さんの斬新な試みであるきわめて日本的な感性の作品には少なからず心を動かされました。が、あれは「日本画」ではないから、又、困ってしまいます。

誰かが気がついて「日本画」の可能性を浮世絵の世界的水準まで押し上げる挑戦を試みることでしょう。その姿を見たいものです。



Re: 展覧会 usagicchi - 2006/03/21(Tue) 12:49 No.3661  

105枚の画像の中に:竜馬さま:見つけましたよ。
動き出されたようで,安心しました。
難しいことは,よーく,・・・・たくさんの画像すら,・
まだ,全部見切れていません。おつかれさまでーす。



Re: 展覧会 竜馬@管理人 - 2006/03/21(Tue) 19:52 No.3662  

北口さつきさんの500号の作品の大きさは作品画像だけでは分からないので自分が入りました。
私でないほうが良かった (笑)。

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