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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.26.Fri
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2007'01.19.Fri
寒昴展によせて 投稿者:栄通 投稿日:2005/01/31(Mon) 23:54 No.2506  
 

 このメールが届くときには、展示も終え、自宅でほっとしていることでしょう。ご婦人も、“きっと、良い展覧会になりますよ”と言っておられるでしょう。
 貴ギャラリーに訪ねるようになって、ちょうど二年になります。道新の美術メモの住所を頼りに、探しました。ギャラリーが大通に、面しているわけがない、と決めつたのがよくなかった。おかげで、なかなか見つからなかった。しかも、ホテルのロビーということで、腰が座らない。なぜだか、最近まで、表玄関から出入りしていた。裏口が開かないと、勝手に決め付けていました。その後もなかなか、落ち着かなかった。はっきり覚えています、北浦晃展のときから、このホテルが僕の庭になってしまった。絵葉書セットをすぐに買った。徳丸さんのパンフレットもいただいた。高橋三加子さんは、観ても観ても飽きなかった。真柄さんの「日輪と湿原」には、敬服してしまった。川端さんの小品の中の自画像には、思わず笑ってしまった。林氏が作品とは裏腹にジェントルマン然として、観覧者を見守っているのが、ほほえましかった。富田さんの十字架が『三つ目が通る』の絆創膏に見えて、我が目を疑ってしまった。しかし、参加アーティストは総じて、余計なことはなにもせず、吉田氏の評論と作品のみで勝負するという趣ですね。100円絵葉書とか、ワークブックとか、メッセージとか、作者自身による、工夫もあれば、と思いました。
 一年ほど前、お会いしたとき、始めて、ホームページの事を知りました。私は三十年北海道に暮らしていますが、絵を見始めたのは、この二~三年です。教室展から個展まで、見るのが楽しくて仕方がないというのが現状です。貴ギャラリーの過去の参加アーティストもほとんど、当時はわからなかった。本格派の壁面中心の絵の好きなオーナーの画廊なんだろうなぁ、という認識でした。それでも、『若い人が少ない・・・なんとかならんかなぁ』と、勝手に思った事があります。こんなことを書くから、また批判していると思われるんですね。全く、そんなことはないです。ただ、私の趣味として、この場で若い人の作品も見たいと思っていました。それで勝手に『親子三人展』などと、空想したりしました。山川ファミリー、川畑ファミリーが当然、対象でした。そんな姑息なことを考えないで、若手だけのグループ展なんですね。脱帽です。他にも考えました。吉田色に隠れて、竜馬色が前面に出てくる展示会-『この二年間で会えた竜馬の好きな作品達展』とか・・・。
 成功をお祈りしています。



Re: 寒昴展によせて 竜馬@管理人 - 2005/02/01(Tue) 10:19 No.2508  

栄通さんありがとうございます。
やっとギャラリーどらーるも9年目に入っております。
8年間の積み上げの中で、やっと少しものを言えたり、思うことのホンノ少しだけ実行することも考えられるようになって来たのだと言うことをご理解ください。

あなただけでなく大勢の方々に『名前は聞いたことがあるけれどどこにあるの?』と聞かれ続けた何年間がありました。
未だに「レンタルギャラリー」とカン違いしている地方の作家もおられます。
昨年も地方在住のある立体作家に『今度小品展でもやる時にでも使わせてもらおうかな・・』なんて言われましたよ(笑)。

>私は三十年北海道に暮らしていますが、絵を見始めたのは、この二~三年です。

そうだったのですか。前回のレスの中での私の言葉が違っていたのですね。失礼しました。最初にお会いした時に本州の事情もご存知でしたし、道内の状況の話になった時に「2年間くらい前からしか道内の作家を観ていないので・・」と仰っていたので、移住してこられた方だとばかり思っておりました。

両親を知ったのが先ですが、それがきっかけとなって3年以上前から川畑摩沙子も山川 彩子も見続けておりました。
會田 千夏も全道展協会賞受賞時から注目したのは当然ですが、
翌年の奨励賞受賞作品で完全に今回の寒昴展を考えました。

○○のファミリーの意識でなく、完全に一人の若き作家として接して参りました。
両親の特別の理解がなければ、学生を終えた辺りの年代の方が制作に没頭できる環境というのは難しいですよね。
その意味では確かに恵まれた部分もあつたと思いますが、若いけれどしっかりとした作家魂を持った方々ですよ。
徳丸先生は年齢こそ私より一回り上ですが、私なんかがどんなに頑張ったって追いつけない体力をお持ちの方です。
温和な方ですが口とは裏腹に凄く厳しい作家姿勢を貫いておられます。

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