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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

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2007'01.19.Fri
2005年最初のお酒 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/01/29(Sat) 09:18 No.2496  
 

2496.jpg 昨夜は今年初のお酒の席に参加しました。尤も、カクテル2杯で酔っ払いましたが・・(笑)。
美術と関係ないあるサイトに集う方たちの「オフ会」に誘われて出席いたしました。
かなりの年齢差があるのですが、それを意識させないでくれる優しさがある人たちばかりなので楽しかった。

市内の有名「焼き鳥屋」を軒並み回ろうとのことで、既に十軒は超えているのではないでしょうか。
昨夜は琴似の「鳥太郎」という店でしたが、130人位の収容人数なのですが満席で、表に並んで待っている人がおりました。
余り知らない世界でしたが、繁盛している店はあるんですね。

今日は出勤ですが、少し眠くてボーッとしています。

更に、今夜も某和食処で中空知のある町から強力軍団を迎えて「高級ワインを味わう会」とやらを催さなければなりません。
この軍団はシタタカな42歳と、私と同年の化学博士の迷コンビで、果たして何時に終宴となりましょうや(ガクッ)。



グラス1杯のワインで3時間半 竜馬@管理人 - 2005/01/30(Sun) 09:41 No.2499  

2499.jpg 私は仕事でしたので同行できなかったのですが、家人が一緒して「道新ギャラリー」→「時計台ギャラリー」→「大同ギャラリー」→「大通り美術館」を行脚。
その後キタラで札響の演奏会を楽しんだ後に『ギャラリーどらーるのオヤジと新年会じゃ!』と、ご存知「超長文赤文字男」が乗り込んできたのが夜9時。
住宅街の食事処を夜半過ぎまで騒がせてしまいました。
『骨折は完治したと書いてあったけれど直っていないじゃないか。竜馬も人間だと分かって安心した』との言葉で宴会が開始されました。
話は盛り上がりましたが、私は21年前のワインをグラスに一杯、後はひたすらウーロン茶で3時間半を過ごしました。
連夜の会食で少々クタビレましたが、沼田の文化人達は今日も朝から映画、北海道立近代美術館の「ヴィクトル・ユーゴとロマン派展」鑑賞等の強行スケジュール。タフな人たちです。



四十代男シタタカ日記 くも★もろへぼ - 2005/01/31(Mon) 23:52 No.2505   HomePage

2505.jpg ■いつものことですが、竜馬ご夫妻に大変にお世話になった週末でした。本当に、ありがとうございました。
それにしても、連日の御公務&本州出張&HP更新&画廊鑑賞&画壇接待&釣り&ツーリング&通院(がくっ)などで、身も細るお忙しい竜馬翁が、こんなことに時間を割いて世間が許すのだろうかっ!?ちゅー感じのお付き合いで、新年早々、チョー恐縮です。

■それにしても、濃厚なニコゴリに浮いた巨大な鮭カマを「コート・デュローヌ1998」が口の中でその主張する脂身を分解し、野蛮な切り口でえぐられた豊潤な味わいのトロと、歯ごたえが楽しめる巨大なホッキ貝の刺身の甘さに驚き、同じ箸でイズシを摘めばさわやかな酸味が骨を砕く食感と共に鼻から抜け、生クリームで調整したタラコが塗られた里芋が外観からはまったく予想できない柔らかさで口の中で一瞬で溶けたかと思えば、梅肉の香りがかすかに漂う薄くスライスされたレンコンの繊維質の粒が食卓にリズムを与え、それに添えられていた鶏のササミの品の良さに鯛を連想すれば、続けて出された茶碗蒸を掘るとザックリとした白身魚が登場し蟹と栗と風味を競い合う、そろそろ「シャトー・ラフィット・ロートシルト1981」だと、その紫色が煉瓦色に変わったシタタカさを枯葉のブーケと共に呑んでみれば、タンニンは見事に棘を柔らかく変貌させていて、その未体験の風味に理解が追いつく前に出された椀物が、それまでの流れから急に味を濃くし、卵豆腐にそえられたキリタンポが老熟されたワインに和食からの返答を準備していたんですねぇ!

■翌日は、同行した若林博士の主演映画『北の零年』を早朝料金で観ました。博士の脇を固める吉永小百合も、あの年齢で強姦の対象になるなど、映画ならではの魔法を堪能いたしました。
監督の行定勲は岩井俊二の助監督をしていたんですが、なんだか日本映画のまったく新しい系譜が見えてきたような気がしました。つまり、この映画には香川照之が強姦するという黒木和雄監督による『美しい夏キリシマ』、農民のクワの音という北野武監督による『座頭市』などの過去の映画へのオマージュが私には連想されました。
それらは「引用」ではなく、伝統への「すりより」でもなく、新しい系譜を築こうという潔い「決意表明」と思います。高名な北の画廊で言えば、『寒昴展』のようなものでしょうか。
つまり、私はこの映画を世間が評価しているように「大傑作」とは見ていません。むしろ、欠点も含めて日本映画の未来を見せてくれた偉大なる通過点であると思うのです。そして&もちろん、通過点を歩く者たちにとって「村長の思い出」は魅力的なテクストとなって昇ってきます。

■映画の後、某美人画伯推薦のカレーを食べに「カフェ・エスキス」(北1西23)に行けば、「今日は食事は出していません。」。がくっ。
でも、チョコ・ケーキは美味しかったケド。

■行列のできるユーゴーに驚き、文学&美術&演劇&音楽ってゆー、どこからも切り込める『共犯新聞』ぶりに、企画のシタタカを感じました。フルート奏者でもある若林博士は、サックスの展示に目とオデコを光らせていました。

■もちろん、「ギャラリーどらーる」にも表敬訪問。1月の芳名帳の最初のページに、ズラリと並ぶ名前に初笑いさせていただきました。

■問題は、ここから。
午後5時に札幌を出て、江別大橋を渡った瞬間、視界ゼロ!
こりゃー、北のゼロでんねん!
ふつーなら、我が沼田町まで120km、国道275号線で2時間(←竜馬氏なら1時間)なのですが、なんと、5時間かかりました。
事故車は20台ぐらい見たでしょうか。私も視界ゼロから突然、前に自動車の後部が見えた時には、保険会社の掛け金を思い出しました。
樺戸郡のあたりで、対向車線側が普通の道路なのに吹き溜まりになっていて乗用車が身動きが出来なくなっていました。その後に300台(!)ほどの自動車が渋滞して、どん&どん溜まっていました。可哀想~。彼らは何時に家に帰ることができたのでしょう?
ノロノロ運転をしていた私の車のワイパーが壊れたのは雨竜町の当たりでした。ここから、目隠しをして運転をしていたようなもの。道路の上部の赤い矢印だけを見ながら曲芸のような運転をして沼田町に辿り付きました。
若林博士が開拓した『北の零年』ばりのログ・ハウスに着いて、「じゃ、また~」と分かれようとしたら、な・なんと、雪にタイヤが埋まって自動車が動かない~!すでに雪に埋もれた博士の家へ、雪をこいで入りスコップを持ってきて、掘り出して、よーやく自宅へ。
自宅の前も大雪~。除雪して、家のストーブにありついた時には、「シャトー・ラフィット・ロートシルト1981」の老成された味わいの良さが分ったような気がしたもんです。



大変でしたね・・ 竜馬@管理人 - 2005/02/01(Tue) 07:09 No.2507  

クボさん、全くアンタって人は!
私には騒音に過ぎないロックの世界に嵌まり込み、7.5cm巾のモヒカン刈りをして以来20年間ドブ漬になっていることも、私以上に私が学生時代を過ごした時代の作家・詩人・演劇人・社会思想家の当時の言動・エピソードを知っていることもすごいと感じてはいました。

更に、初期のヘビメタパンク(?)ロッカーがクラシックコンサートに通い、バレリーナと結婚し年に数回クラシックバレーを鑑賞することも、しっかりと母親から裏千家の茶道を学び取っていることも“変な奴”と感じさせてくれていました。

ある日何を思ったか、突然ギャラリー巡りを始めたと思ったら、1年も経つと独自の感性からの「美術評論」を展開しだしたことも私を驚嘆させてくれました。

都市文明と隔絶し、いまだ闇米屋が跋扈する沼田町に終の棲家を定めた風変わり化学博士と一緒にワインもどきの飲料を愛飲していることは薄々知っていましたが、実はフランスワインに関しての知識が驚くべきものがあるのも知らされました。

私なんかから見るとほとんどアル中に近い酒飲みでいながら猛烈な読書家だし、日曜ごとに120km離れた都会の札幌まで映画を鑑賞する趣味人で、一昔前のインテリで村の消防団員という農耕民族の特性をも併せ持った人であります。

以上上に挙げたことだけでも十分に変な人であるのだけれど、あの夜の料理をどうしてここに再現できるのか私にはテンデ理解が出来ない。
「カンパイ」の声と共に猛烈なスピードで飲み、語りながらどうして料理を覚えているのかが解からない。
メモもしていなかったと思うしおかしな人だと思います。
しかもあの「新品の長靴のにおい」のする「シャトー・ラフィット・ロートシルト1981」を飲んで料理の味がわかるのはただものじゃない(笑)。

私などから見たら久保さんは天才だけれど、ある時久保さんの母上に「大変に多趣味・多能な息子ですね」と言ったところ、『どれひとつとっても本物になったのは無いんですよ』とのこと(ガクッ)。
天才も身内にはただの天災?

芳名帖を見てゲラゲラ笑ったのはこれかな?

帰り道は大変でしたね。昔、道内を出張で飛び回っていたころに何度か体験しましたけれど、良く無事で戻れましたね。
同乗していた空夢ちゃんも疲れたことでしょう。

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