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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

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2007'01.20.Sat
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/02/08(Tue) 12:57 No.2551  
 

2551.jpg ■「木彫から立体造形へ ―1960年の新人たち―」三鷹市美術ギャラリー

2月5日(土)~3月21日(月)

日本における抽象彫刻への取り組みの歴史はわずか半世紀前、戦後のことだそうです。
1960年は高度経済成長に向かって日本が歩み始めた頃であります。
美術の世界でも新たな表現に向けて様々な試行がなされました。その中で注目されたのは、次々と登場する新しい工業用素材への取り組みでした。
彫刻でもそういった動きの中で、敢て伝統的な素材の木を使うことにこだわった作家たちがいました。

田中 栄作・豊福 知徳・最上 壽之・江口 週 の4人の現役作家に焦点を当てた展覧会の企画です。

彼らの手になる1960年代の作品は今でも古さを感じさせない存在感を放っていることと思います。



展覧会 竜馬@管理人 - 2005/02/28(Mon) 18:10 No.2668  

2668.jpg ◆「木彫から立体造形へ ―1960年の新人たち― 」

第1会場:三鷹市美術ギャラリー
第2会場:三鷹市芸術文化センター

展覧会に関する詳しい説明は、三鷹市美術ギャラリーのホームページ http://www.mitaka.jpn.org/calender/gallery/ を参照して頂きたいと思います。

第1会場は、田中 栄作・江口 週 の両氏の作品を展示しておりました。
田中 栄作氏が1959年に「第14回行動展」で最高賞の行動賞を受賞した作品「アラウネ」と2000年に制作した野菜の形を削りだし彩色した「日常的な風景」を添付します。
「第24回中原 悌二郎賞」受賞者江口 週 氏の1961年制作の「死者のふね」と1966年制作の「鍬形の碑」の2点をご紹介致します。
上記2名の展示会場が三鷹市美術ギャラリーで、豊福 知徳・最上 壽之両氏の作品は三鷹市芸術文化センターで行っておりました。
三鷹市芸術文化センターという場所は初めて訪れたのですが、吹き抜けの中庭が、多摩美大教授の陶芸家中村 錦平氏による陶壁部分拡大)とオブジェがも含めて一面に施されているなかなかの会場でした。
「第12回中原悌二郎賞 優秀賞」受賞の最上 壽之氏の1963年の作品「笑、笑、笑、笑、」と、上記3人の作家が東京藝術大学彫刻科を出ているのと違い、終戦間際に特攻隊を志願して生き残った豊福 知徳氏の作品2点をご紹介します。
1958年制作の「漂流'58」は、最近この作品を模したかの様な作品を散見いたしますが、特攻隊で沢山の仲間の死を見届けて来た氏の想いと言うか、本物の持つ風格に圧倒されてしまいました。

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