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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'05.19.Sun
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2007'01.20.Sat
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/04/30(Sat) 09:56 No.2819  
 

2819.jpg ■「FIVE ENERGY」ART-SPACE201

~5人の作家によるFIVE ENERGYの名に於ける5つの個展~

下のNO.2813に栄通さんがご紹介されておりますので詳細は割愛させていただきます。

野又さんがメンバーに加わっているのも面白いですね。

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2007'01.20.Sat
展覧会のお知らせ 投稿者:ナカムラ アリ 投稿日:2005/04/28(Thu) 15:48 No.2812   HomePage
 

5/3・4・5・8・13・14・15と小樽美術館3Fにて「11人展」を開催します。油彩・水彩・彫刻・版画など小樽での美術シーンの旬を発表したいと日々制作してきました。GWで小樽に来る機会がございましたらぜひご来場をください。ちなみに私は葉っぱのシリーズの新作を発表します。出品作家・工藤秀雄・末永正子・水谷のぼる・徳吉和夫・深山秀子・三宅悟・羽山雅愉・福原幸喜・江川光博・青木美樹・ナカムラアリ

2007'01.20.Sat
4月の展覧会 投稿者:IWA@主任 投稿日:2005/03/31(Thu) 21:23 No.2739  
 

2739.jpg 「西村 一夫展」が終わり、いよいよ明日から「佐藤 武展」が始まります。

本日は飾り変えを行いました。



感想文 久保AB-ST元宏 - 2005/04/27(Wed) 09:58 No.2807   HomePage

個展『佐藤 武 展』
ギャラリーどらーる 2005年4月

~~ 閉じた窓の熱 開いた窓の風 ~~

 個性をしっかり持った画家だが、個展を観る前に内容が分かってしまう弱さも、その個性ゆえにある。
 その点から考えても先に売れて行った絵が「十月の朝」(10F、40万円)と「刻」(30H、120万円)である点にユーザーの鋭さがある。つまり、これらの絵には彼の個性とは別のもの、「湿度」がある。その理由とは、絵の中に猫がいるからだ。しかし、彼の個性と目的は有機的なものを徹底して排除することにこそあったはずである。されど、絵の受け手は有機的な存在を「窓」にして作品に接するのだ。
 つまり、佐藤武とは「窓」の無い画家、とも言えるかもしれない。あれほど広大なインドの風景を取材して高度な技術で描き留めているのだが、その「窓」のない印象が、奇妙な閉塞感を観る者に与える。それは「不安な時代」という題を好む作者の意図が成功しているとも言えるだろう。

 空中に浮かぶ巨大な石、しかもそれは自然界のままの石ではなくて人工的加工が想像できる鋭角さを持ったものだ。それを大江健三郎風に「核兵器」の比喩と捉えるほど私は単純ではないが、作者が感じる不安には人工的な「文明」の匂いが染み込んでいることには、間違いない。

 さて、大きく分けると彼の作品にはその石シリーズと、もう一つ別に、空中に回廊が浮かぶシリーズがある。
 両者とも、人工の文明の手によるものだが、決定的な差として「窓」があるかないかのイメージがある。回廊は石で作られた迷路の入り口のようでもある。路地の設計とは、複数の人智による生活の計算の結論である。石よりも有機的な存在だ。つまり重層的な「窓」の比喩としての回廊なのだ。
 ここに彼が提示する2つのモチーフが持つ、2つのテーマの意図がある。

 その両テーマの差異に立つ作者に「窓」(3F)という題の絵があることは象徴的だ。ここで作者は、窓そのものを描いている。つまり、そのままこの絵を壁に飾れば窓と錯覚するようにだ。
 「窓」を拒む思想と、「窓」を求める思想。それらが逆の立場で矛盾しているのではなく、作者の中では合一なのだ。そこには絵に対して極度に真摯な作者の態度が想像できる。
 そして作品「陽光」(6F)の青の美しさや、青と黄色という作者が描き続けてきた静寂の色の中央で、動きを得た赤い旗が誇りの象徴のように描かれていることに触れる時、作者の内面にある「窓」をめぐる大きな「ゆらぎ」は、希望のためにあるのだと確信できるのだ。



春眠解けやらず 竜馬@管理人 - 2005/04/27(Wed) 18:37 No.2811  

久保さんらしい「佐藤 武 展」評論で、書き込んでくださりありがとうございます。

「無理して偽装春眠」している竜馬としましても、「もうそろそろ」とも思いますが、まだフラフラして腰が定まっておりません。
米屋で鍛えなおさなければいけませんね。

東京のインターネット喫茶で書き込んでいますが、札幌に戻ってから何か書くかも知れません。

2007'01.20.Sat
週末 投稿者:岡3@U3 投稿日:2005/04/27(Wed) 08:25 No.2806  
 

朝5時に集合ですが、こられますか?
今年は少ないかも知れないです。



Re: 週末 竜馬@管理人 - 2005/04/27(Wed) 18:29 No.2810  

支笏湖ジュースですね。行きたいと思いますが、前日夜に東京出張から戻ります。朝4時の自宅出発は多分難しかろうと思います。
メンバーによっては常盤まででも・・・。

2007'01.20.Sat
北浦 晃展・感想 投稿者:栄通 投稿日:2005/04/24(Sun) 00:43 No.2803  
 

 昨日、時計台ギャラリーで北浦さんの個展をみてきました。始めてお会いしたんですが、とりとめもなく長居をして、ご迷惑をかけたみたいです。
 僕はドラールと今展しか北浦さんを知りません。その範囲での感想です。
 以前に比較して優しくなったんではなかろうか、というのが第一印象です。坂本さんは長い付き合いですから、その辺はきっと詳しいことでしょう。どうですか?なにか微妙な違い感じました?
 白雲を配した青い空の背景。雪を戴いたどっしりした山容の遠景。山に接しているが、直接に山すそとみえない色を帯びた中景。畑地・林・草原などの近景。この四層が日本画の平面描写のように区別され、しかも直線・斜線でしっかり輪郭が表現されている。色は明るい。透き通った空気感。人間臭などない。見た瞬間『エッ、自然を描いてるんだがこれは自然だろうか?』違和感を覚える。同時に知的興奮をもよおす。自分なりというか、決まりきっていた自分の自然美をどうしても記憶の中から引っ張り出してくる。『俺の自然を見る目とはなにか違っているんではなかろうか』と、自問したくなる。彼の自然美・理想美に強引に引っ張られていく。それがなんとも心地よい。逆に、彼の自然描写をきつく感じて疎ましく思う人もいることだろう。
 今展では、どこか直線が和らいで感じた。川や道の大きなS字形。人為的な道路のうねり。『天塩川』や『釧路湿原』での遠景・背景の霞、視点はどうしても中景中心になる。この辺が優しく感じた理由だろうか。しかし、『釧路湿原』は好きだ。
 小品でおもしろい作品がありました。『イワオヌプリ』です。あえて小品中心に置いているところから、離れて大振りの作品のコーナーに並べてありました。『イワオヌプリ』といえば、ニセコ在住の徳丸さんの地盤ではないですか。この山を大きく描くのははばかれる。かといって、道内の山を愛するものにとって描かないわけにはいかない。どうせ描くなら徳丸さんの気分になって描いてみようかな。『徳丸さん、俺はあんたの絵みてるぜ』って、画家が画家に絵画で会話をしてるように思えました。
 坂本さん、感想の感想を聞かせてください。長くなりました。敬称等に混乱がありますがいつものこと、お許しを。



Re: 北浦 晃展・感想 竜馬@管理人 - 2005/04/24(Sun) 16:45 No.2804   HomePage

又、こうやって引き戻されます。(笑)
一昨日、二紀会と道展の会員の伊藤 光悦先生が訪ねてくださいました。
『坂本さん、白髪増えたね』と開口一番パンチを頂きました。
毎日朝出かける前に念入りにお化粧をするのですが(嘘!)、毎日見ていると案外気がつきません。(笑)

北浦 晃 さんの絵もここ2~3年のほとんどの個展を拝見しておりますと、白髪が多くなったことも顔に皺が刻み込まれてきていることも気がつかないものかも知れませんね。

確かに「景色」を描いておりますが、「自然描写」している意識はお持ちじゃないと私は思っております。

>今展では、どこか直線が和らいで感じた。川や道の大きなS字形。人為的な道路のうねり。

それは栄通さんのご指摘どおり、明確に意識して構成していると思います。
場合によってはそう見える場所を探しているかも知れませんね。

『イワオヌプリ』に関しましてはこじつけるには無理がありますね。(笑)
彼は浜頓別・美瑛・大雪・新十津川・手塩・恵庭、場合によっては山形県の鳥海山なとも描いております。
絵を描くとき、それぞれの地の地元作家を意識することなんかありませんでしょう。
栄通さん、感想に対する感想求められても困りますよ。私の意見なんか気にせずにどしどし書いてくださいよ。

あるHPにこんな記事が書かれてありました。どうしましょう?

■(前略)今年の春は、私にとっての絵の先生=エルエテの父が大阪にUタコヤキ就職し、ギャラリーどらーる掲示板も無理して偽装春眠されていて・・・・(以下略)

「無理して偽装春眠」はとても面白い言葉でした。
いろいろな形で刺激を下さってありがとうございます。




北浦さんの持続力。 久保AB-ST元宏 - 2005/04/25(Mon) 12:43 No.2805   HomePage

2805.jpg >「無理して偽装春眠」はとても面白い言葉でした。

■きっと、そのHPのお方は、とても品のある高貴な人なんでしょうね。
普通なら、「タヌキ寝入り」と言いますが(がくっ&大変失礼いたしました・・・)。

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