展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆「麓彩会展(47)」小川原脩記念美術館 9月10日(土)に観て参りました。 当日は生憎の曇り空、時々パラパラと大粒の雨が降ってくる天気でした。 蝦夷富士(羊蹄山)を背後に控えた小川原脩記念美術館の壮大な風景を楽しめなかったのが心残りでした。 この展覧会会場に来る前にニセコ比羅夫の徳丸 滋 先生のお宅とSTギャラリーを訪問し、図々しくもお昼ご飯のとても美味しい手打ち蕎麦をご馳走になってから満腹での鑑賞でした(笑)。 小川原 脩 さんの常設展示室は照明が良いのですが、いつも麓彩会展を行う会場は照明が不十分で撮影していて微妙な色や画肌が写りません。 それを承知でご覧になってください。 展示順にご紹介します。 ●野本 醇 「季節への窓」117×91 ●徳丸 滋 「 沼 」64×101 ●坂口 清一 「畊(こう)―イワオヌプリの印象」146×112 ●穂井田日出麿 「はずし娘」73×91 ●木滑 邦夫 「橋の風景」66×91 ●菊地ひとみ 「窓辺の女」73×61 ●羽山 雅愉 「黄昏」61×73 ☆ ●谷口 一芳 「共生の神々」61×73 ☆ ●鈴木 康子 「共鳴-2005」91×73 ●宮崎 むつ 「祈り―明―」100×100 ●米澤 邦子 「水中庭園」61×73 ●恩田 信行 「想」66×53 ●田丸 公記 「二つの小屋」91×117 ●志津 輝男 「木霊」91×73 ●林 雅治 「思考する形の部分」 陶芸 ☆は旧作(2003)です。 野本 醇 さんは相変わらず“ピシッ”と精神性の高い作品で展覧会を引き締めておりました。 もう一人徳丸 滋 さんの作品の前でしばらく足が止まり動けませんでした。 じっと見ていると絵の中かに引き込まれてしまい、あたかも自分が初春の山の中の沼の前に佇んでいるかの様な気持ちにさせられます。 柔かな陽光に包まれた静寂さを感じられる印象的な作品でした。 谷口 一芳さんには体調の回復をお待ちしますが、羽山 雅愉さんには新作を見せて頂きたかったのと、米澤 邦子さんが面白くなって来たことを感じました。
いーとあーとブログ wrote all articles. Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP