展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)
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全道展は会員140名と創立会員21名、物故会員2名であったのと比較して新道展は出展会員が90名と少なく、一人当たりの負担金額が多くなる為か、会友と選抜された一般にまで門戸を広げておりました。 作品の大きさ制限もしていないので、入り口に近い展示室の会員の作品は迫力のある展示でありました。 出口に近い展示室は会友と一般の出品者が多かったのですが、2段架けになり、窮屈になっていたのが残念でした。 昨日から始まっていたのを忘れておりましたが本日お昼前に時間を見つけて伺いました。 展示室に入室するなり『撮影禁止』の札が貼ってあり「ヘェー」と思いました。 著名作家の多い全国的な公募展も毎年観て歩き、撮影しておりますがすべて撮影を許しております。 このまま帰ろうかとも思いましたが、「折角来たのだから何枚か撮って戻ろう」と写しておりました。 佐藤 萬寿夫さんの作品が従来の佐藤さんのイメージと違う絵だったので写すように岩松管理人代行に指示していたら、丁度佐藤さんがそこにおられ、「撮影禁止だよ」と文句を言いに来ました。私の顔を見ると「ん?坂本さんかい?」と困った顔をしておりました。 「仕方がない、 岩松帰ろう」と小心者の竜馬@管理人はオドオドとその場を立ち去ろうとしたのですが、 岩松管理人代行は突然にキレて、「事務局に行って許可を取れば良いんだろう!」と事務局に乗り込み、香取 正人さんに掛け合い腕章をもらってきました(笑)。 「どうだ!」と言わんばかりの 岩松を横目に私はハラハラドキドキしながら固唾を呑んで見守るばかりでした。 そんな一幕があったので、せめて会員位は全部写してご紹介すべきだったのですが一部の方だけにして切り上げました。 管理人代行の機嫌の良い時にでも残りの撮影をさせます。 順不同で作品画像をリンクさせます。 【会員】 ・香取 正人「坂の上の街」・中村 哲泰「エベレストと対峙する山、ギャチュンカン峰」・今荘 義男「古里」 ・林 教司「WATER SEED」・野又 圭司「自家中毒(外観)」((内部))・鈴木 秀明「聖遺物」 ・工藤 悦子「夜の鼓動」・藤野千鶴子「宙-3つの楽団」・荒川 敬子「大地-風-」 ・金内 敬子「緑地帯」・櫻井由紀子「秋日」・高橋 芳子「残像」 ・藤田 恵「ノクターン」・細木 博子「時の流れの中で」・古田 瑩子「おいで、森はセピア色」 ・大田 眞紀「すべて一瞬の睡りの中で」・佐野 雅子「夢の追憶」・東 誠「御心のままに」 ・西田 靖郎「巡礼」・今本 哲夫「北の心象」・佐藤萬寿夫「風の旋律(雨水)」 ・大畑 和子「懐かれて(大地)」・西澤 宏生「手稲山晩夏」・佐藤 光子「読む」 ・阿地信美智「使いものにならない領域」・福島 靖代「dream 生命の讃歌」・佐藤 愛子「夜」 ・松本 道博「初秋の丘」・中澤 里美「蓮」・鴇田由紀子「バルカローレ第2章」 【会友】 ・上原 裕子「暮春」・河合キヨ子「飛翔」・藤井 静江「青への余韻」 ・堀部 江一「立」・本間 良子「横たわる夢」 【物故会員】 ・武田 伸一「北の詩(A)」 ・橋本 冨「オンフルールの運河」 ・阿部 国利「崩壊するマスク」 ・菊地 又男「世紀末風景(廃坑)」 「50回記念展であること、北海道立近代美術館での展覧会であること」を意識する気持ちが前回の全道展よりも強く出ている感を抱きました。 良い意味での気負いみたいなものを感じましたし、力の入った作品が多くあったと思います。 その意味では600円を払っても観る価値のある展覧会です。
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