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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.26.Fri
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2008'08.29.Fri
展覧会報告 投稿者:Ryo管理人 投稿日:2008/08/29(Fri) 15:29 No.5097   HomePage

■奥山 三彩彫刻展

会場:コンチネンタルギャラリー

会期:8月26日(火)~31日(日)

ご案内を頂いておりませんでしたが、CAFE ESQUISE(カフェ エスキス)のマスターから薦められて拝見して参りました。

奥山 三彩(みさえ)さんは札幌高専卒業後、多摩美術大学彫刻学科石彫コースを卒業された若手の彫刻家です。

「New point 展」会場で一度お会いしたのと、ギャラリーどらーるの「寒昴展」での国松 希根太さんの搬入に見えられた時にお顔を見たことがあるだけで、お話をしたことはありませんでした。

この掲示板の存在も知っておられないのでお話をし、掲載の許可を頂きましたが、作品の画像は一部にして欲しいとのご意向でしたから、全作品はご紹介できません。
2~3点に抑えて欲しい旨は言われておりましたが、戻ってきて作品画像を見てみたら、作品があまりにも素晴らしいので1~2点増やしてみました。

奥山さんお許しください。

画像をクリックして頂きますと拡大された画像が出ます。

「Fantasies of fish」 「互いに ユラリ」




カツラが主でしたが、桜の作品もありました。
奥山さんは「霞」という若手が主体のグループ展に参加しておりますが、今年の7月、その場で作品を造り上げるライブ彫刻で彫り上げた桜の木の作品「顔の ある日」は素朴の中に力強く美しい作品でした。

良い展覧会でした。
31日日曜日までです。
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2008'08.24.Sun

□荒巻かおるお久しぶり展

会場:札幌時計台ギャラリー

会期:8月18日(月)~23日(土)

札幌時計台ギャラリーのオーナーにして、SF作家として知られた荒巻 義雄のお父上荒巻 芳 氏の雅号です。

明治30年に茨城県の水戸に生まれて父親と北海道小樽に移住。
主に土建業に携わり財を成した方とお聞きしています。

後に、現札幌時計台ギャラリーのある札幌時計台ギャラリー文化会館を建築、文化事業に乗り出す傍らご自身も多くの作品を制作されました。
現在北海道画壇で活躍されている方々も、若かりし頃にずいぶんお世話になったと伺っております。

100点に近い作品が遺されている中で25点を展示しておりました。

飾られた作品全てがガラスケースに覆われているので、写真がうまく写っていない場合もありますが、一応全作品をご紹介します。
画像にカーソルを乗せるとタイトルとサイズが出てまいります。更にクリックすると大きな画像になります。

「絶筆」F8 「羊蹄山(オロフレ峠から)F8」 「燈台」P8 「雪の日」P15 「灯台風景」F15


「フラメンコ」F30 「道庁」F20 「革の上の古城」F30 「塔」F20 「古城」F15


「ドイツの街」F15 「道路工事」F15 「桜島(城山からの遠望)F15」 「スペイン風景」P20 「ハワイ風景」F15


「タジマハール」F12 「ピラミッドとナイル川」F15 「濠ばた」F8 「作者紹介」 「お久しぶりに鬼丸 義弘先生とお話しました」


 「黒いドーム イスタンブール(トルコ)」F8 「ブタペストの坂道」F8 「キリスト像のある正門」F8 「野原の道 デンマルク田園風景」F6 「セビリアの裏街 ―スペイン―」P8<br> 「街」F6


中には「あれっ?どこかで・・・」なんて思う作品もありましたが、アマチュア作家ですから、いろいろ勉強されていた跡が感じられて楽しく思いました。

荒巻オーナーの考えることですから、「区切りの展覧会のを行った後は所縁の方々に作品を渡されるのではないだろうか?」なんて勝手なことを想像しておりました。

Ryo管理人の父親より4歳年上の方でした。
素晴らしいですね。
2008'08.21.Thu

 
展覧会報告 Ryo管理人 - 2008/08/21(Thu) 21:26 No.5090   HomePage
 

 

■伊藤シンノスケ展 抽象[H×N]

伊藤 進 教授の姿は様々な美術シーンでお見かけしますが、ご自身も制作されていることは存じておりました。

しかしここ数年間その作品を拝見する機会がありませんでした。

今回、CAFE ESQUISE(カフェ エスキス)で写真展を開催され、拝見してまいりました。






「エスキス」 「展示模様」 「展示模様」


写真展で、作品はガラスケースに入れられておりますので、絶対にと言って良いほどきちんとは写りません。
それを承知で何点か写して参りました。



夕方に出かけたのですが、伊藤さんは不在でした。
大体の夜は居られるだろうとのことです。

それにしても伊藤さん写真うまいなぁー ♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ
2008'08.17.Sun

 
展覧会報告 Ryo - 2008/08/16(Sat) 21:38 No.5085   HomePage
 

 


□2008日本画の「現在」展


北の大地より新しい波(ウエーブ)

日本画の「今」と「未来」を問う






●朝地 信介

「或る表現型 Ⅰ」M100 「成長する構造 Ⅲ」F150


朝地さんが急速に力をつけていることを感じさせます。
「或る表現型 Ⅰ」を考えないことにして、「成長する構造 Ⅲ」は作品に3次元的奥行きを感じさせるし、ダイナミックさが強くなり、ボリュウム感を感じさせます。

左隅の暗部が良く描けているけれど、中央部のブラックホールの様な部分に裏側がまだ感じさせないなど課題もあるような気がします。

それにしても“今が旬”を感じました。

●伊藤 洋子

「ベルヴェデーレ宮殿の庭からの眺望」P80 「アルプス庭園の秋」P80


団体に所属しないで活動してきた方です。
一昨年に「北の日本画展」に加盟して独自の日本画を見せてくれました。
ここ20年で十数回渡欧して取材を重ね、ヨーロッパをテーマにした制作をされているようです。

●内崎 さき子

「冬のアカシア」F120 「八ツ目鰻漁の頃」F100

管理人は存じ上げなかった方です。
Ryo管理人の出身校の5年先輩のようです。

●小林 文夫

「寒」180.0×130.0 「叢」180.0×130.0


北の日本画展で作品は拝見しておりましたが、お会いしたことはありませんでした。
中野 邦昭さんの教室に通っておられた方のようです。
柴橋 伴夫さん良くご存知でしたね。

●駒澤 千波

「昼が一番長い日に」175.0×110.0(3枚組)


絵が落ち着いてきました。
これは作者がどう思おうと良いことだと思います。
ギャラリーどらーるでの寒昴展の頃は、同年代の中でも優れた絵画センスを持ち合わせておりましたが、随所に“学生学生”したところが多かったのですが、成長しましたね。
今回は3枚組の作品を出してまいりました。
左側の水牛らしき(?)動物右側の同じく水牛(かな?)とウサギが描かれている2枚の作品と、真ん中のうずくまった男性が描かれた作品がひとつピンと来ないという印象を受けました。

多分真ん中が彼女のテーマを盛り込んだ絵だとは思うのですが、左右の作品とマッチしていないように思うのです。
もしかしたら、うずくまっている若い男性に違和感を感じるのかも知れません。
いらなかったかな・・・?

でも、要求をつけるだけの作家に駒澤 千波さんがなって来ているということでしょう。
成長を嬉しく思いました。

●笹山 峻弘
「聖地へ Ⅰ」177.0×88.0 「聖地へ Ⅱ」177.0×88.0 「KHAJURAHO」55.0×91.5


笹山さんをRyo管理人は存じ上げませんでした。
経歴を見ると東京・大阪などの国内各地、サンフランシスコ等での展覧会など活躍されてこられた方だったのですね。

●西谷 正士

「間垣の里」130.3×324.0


西谷さんと言うよりも、「雑草の生えた社らしきところの階段の絵の作者」と言ったほうが早いかも知れない(笑)。
道展で観たときに、「不思議な絵を描くなー」と思いましたが今では何も不思議でも何でもない。
「暦」「海沿いの道」などが印象的な方でした。
今回の「間垣の里」は骨太でがっしりとした作品で、西谷さんの違う一面を出しています。

●羽生 輝

「海霧(07.オダイト)」F150


展示されていた作品は、昨年の「創画会」で「創画賞」を受賞した作品です。
羽生 輝 さんの作品は、北海道の日本画の中では常にトップ水準にいると感じておりましたが、どちらかと言うと少し重く暗いイメージを感じておりました。(「岩美浜2005」「海霧(北岬 Ⅱ)」「海霧(オソツナイ)」)
「あー」と思わずつぶやいておりましたが、重厚でありつつ
明澄な清清しい作品でした。

●羽子田 龍也

「WEAPON」127.0×99.0 「TOY」127.0×99.0 「曇天の日陰の中で」F150


Ryo管理人はこの方も存じ上げません。
まだ30代の若さのようです。
元々は北海道に縁は無いのですが、芸大と芸大大学院を終えて、志願して北海道教育大(岩見沢)で日本画を教えておられる方とのことです。

院展に出品しており、ここ数年はよく入選しております。

●平向 功一

「ワンダーランド ~竜宮への招待状~」S80 「ワンダーランド」F50 「ワンダーランド ~カメレオンアーミーの逆襲~」S100


平向 功一と言えばバベルの塔(作品1作品2)をイメージしますが、元々サブテーマとしてワンダーランドの世界を持っておりました。
過去にもバベルの世界とワンダーランド的世界のミックスされた作品があります(作品1作品2)。

いずれにせよ平向さん、頑張って欲しいな~。


この展覧会も10回くらいは続けて欲しいと思うんですが、どうなんでしょうね。
頑張って欲しいな~。
2008'08.16.Sat

 
展覧会報告 Ryo - 2008/08/16(Sat) 10:45 No.5084   HomePage
 

 
□渡辺 貞之展

初日、渡辺 貞之さんが在廊しているとの連絡を高橋 靖子さん・富田 知子さんから頂き、急な話だったのですが初日に伺いました。

大きな作品は2点だけ以前の作品に大きく手を入れたものがありましたが、他は全て旧作でした。
法邑での展覧会は、谷口 一芳さんの口利きで割りと最近にお話があったようです。

デッサンの新作が5点程ありました。
渡辺さんのデッサン画が素晴らしいのはご承知ですが、管理人はどちらかと言うとこれが楽しみでした v(*'-^*)-☆


作品の一部をご紹介します。

展示風景 黒い羽根の天使「バランスゴッコ」 展示風景


黒い羽根の天使「瞑想ゴッコ」 黒い羽根の天使「探し物ゴッコ」 「観る童話」 黒い羽根の天使「三人ゴッコ」 「童話の宅急便」


「18歳」2008/1 「不安」2000/9 「誘い」2008/5 「噂」2008/5 「ガラスのネックレス」2008/8


「疑い」2007/1 「孤」2007/7 「赤いバンダナ」2008/8 「思春期A」2007/9 「道化師」2007/1


お馴染みの全道展仲間がいらしておりました。

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