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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'04.26.Fri
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2007'11.26.Mon

市制施行60年・網走市立美術館35周年記念~変貌する瞬~ 輪島 進一展」

昨日から始まりました。
観覧者の公開第1号がRyo@管理人でした。
喜んで下さるとは信じていますが果たしてどうでしょう (*^_^*)

輪島 進一さんの作品に注目し、発表された作品のほとんどを観るようになってまだ7~8年しか経っておりません。
1990年代の後半からの現在までの変化(変貌)を実際に見て来ましたが、学生時代であろう1974年~1975年時代からの制作の方向性が時系列的に見れたことは素晴らしい体験でした。

今回の展覧会の出品作品三十数点の全てが大きな作品で、恐らく「独立展」「全道展」等に出品したり、大きな展覧会に並べた作品であることは容易に想像が付きます。

即ち、ある意味ではその時点では一定の完成度を作家自身が感じている作品ばかりと捉えても良いと思います。
その意味では作品自体が、変化(変貌)の証人みたいなものでしょう。

作品の選定も的を射ていると言うか、とてもよい選定だと感じました。

輪島さん程の作家の30年間に渉る画業をRyo@管理人ごとき者があれこれ言うことは許されないと思います。
一応、全作品を写真に写して参りましたが、この展覧会は実際に足を運んでご自身の目で見て頂きたいと思います。

【第1展示室】

「プレリュード 100F」1983年 「時のない時間 2 100F」1981年 「時の化石 100F」1979年 「クリスタル カオス 100F」1975年

「クリスタル オラトリオ 100F」1975年 「形而上 2 100F」1974年 「女神ホーラージョーク 100F」1986年

「女神ホーラージョーク 100F」の部分拡大写真 「幻在進行形 2 100F」1983年 「幻在進行形 2」部分拡大写真 「時のない時間 100F」1981年


【第2展示室】

「ノイズボーカリスト 150P」1987年 「ノイズビートで行こう 150P」1987年 「ガラスの肖像 150P」1989年 「アレゴリー 130F」1993年

「オキシトシンロマン 150P」1994年 「扁桃体の反乱 130F」1994年 「海馬の夢 150P」1995年 「Mのピエタ考 130F」1995年

「パスカルとデカルト 130F」1995年 「空の記憶・水の記憶」1997年 「ノイズメーカー」1989年 「飽食」1989年

「雨あがる」2000年 「メランコリア」2001年 「アパショナータ第3楽章」2004年 「函館慕情」2000年

「生きるリズム」2005年 「フーガ」2006年 「加速度」2006年 「光へ」

「楽屋裏にて」 「アダージョ」2006年 網走市立美術館外観 ありがとうございました


Ryo@管理人が開館直後に訪れましたが、輪島 進一さんは前日会場を訪れており、当日の朝の便で引き上げましたので会場でお会いできませんでした。
市立網走美術館学芸員の古道谷 朝生さんとお話できました。

第2展示場と繋がっている別会場に見慣れた作品が飾られておりました。
常設展示ですが、収蔵品ばかりとは思えない作品も含まれており、所有権は移動していないのかも知れません。

これも見応えがありですよ。

12月9日(日)にギャラリートークが予定されており、行くのであればその日に行きたいと思っていたのですが、どうにも外せない仏事があり初日にしました。

輪島 進一さんフアンでなくても是非流氷の町 網走まで出かけて観るだけの価値があります。
Ryo@管理人オススメの展覧会でした。
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2007'11.23.Fri

□「第2回水彩連盟北海道札幌支部展」

少し遅れましたが21日に観て参りました。

うっかりすると水彩であることを見逃すかも知れない作品が多数含まれております。
油彩の範疇に入れられているアクリル絵の具と併用されていると、適度なテカリもあり分からないことが多々あります。
一言で水彩と言ってもなかなか深いですね。

当日は古田 瑩子さんが在廊しておりましたので、個々の作家や作品に関して幾らかお聞きすることが出来ましたが、Ryo@管理人ごときが分かったように解説することもありませんので作品画像だけご紹介します。




古田 瑩子(会員)「夢の中の光景」 勘野 悦子(会員)「内なる自分に」 三村 克彦(会員)「有機体へ」 遠藤 直子(準会員?)「過酷な現実」 甲斐野弘幸「跫(あしおと)」

松倉 文子「惜陰」 湯浅 美恵「何時か何処かで(幻想)」 竹津 昇 「」 大山 栄子「ガラスの中の雑踏」 高田みち子「黄昏」

山平 博子「消える橋(タウシュベツ川橋梁)」 青坂 龍子「水郷―古都」 畔原 信子「卓上の譜」 渡邊 範子「生きる」 中田美紀子「望楼」


会期は明日1日です。
竹津さんのタイトルが写し損ねました。
宜しければ訂正いたしますので教えてください。
2007'11.21.Wed

□「椎名 澄子・朝日 紀行 作品展」

本日、検査の合間に少し時間が出来たので観に行きました。
Ryo@管理人の顔を見るなりギャラリーオーナーの宮下さんが出て来られて、
『椎名さんは別に何も言っていないのだけれど、朝日さんが「ホームページ関係の取材・撮影はお断りしてください」と言うので・・・』と申し訳無さそうに言われました。

初日でしたが、作家は在廊しておられませんでしたが、まあ、椎名さんはご紹介しても怒ることは無いと思いますので展示していた作品の一部をご紹介します。

今回はテラコッタの作品が無く、ブロンズ作品だけの展示でした。




椎名 澄子「初花」 椎名 澄子「木の子」 椎名 澄子「楓の風」

椎名 澄子「やさしい家 Ⅰ」 椎名 澄子「やさしい家 Ⅱ」 椎名 澄子「伝言 Ⅰ」


テラコッタの作品が無かったのが少々残念でしたが、やはりいいですね。
2007'11.14.Wed

□「8・6の会展」

会場:札幌時計台ギャラリー

会期:11月12日(月)~17日(土)

初日に別件の用事があり伺えず、二日目の昨日に拝見して参りました。
本州にお住まいの鴇田由紀子と、福島 靖代さんが当番でおられました。
お一人2~3点ずつ出品しておられましたが、2点ずつご紹介したいと思います。

膝の手術で入院中の野呂 恵子さんは新道展本展にも出品を見合わせたとのことですが、「このグループ展だけは出せ」とメンバーにハッパをかけられて小さな作品を2点飾っておりましたが、少し元気が無かったように見受けました。
早く回復して退院されることをお祈りしております。

福島さんの50号「私は知っている」は今までの傾向と少し違った作品でしたが面白かった。
藤田さんの30号「カノン」はここ2~3年の試行錯誤が実を結びつつある作品に思えました。

鴇田由紀子「海を思う時 Ⅰ」P20 鴇田由紀子「バルカローレ(エピローグ)」F50 福島 靖代「何処までも(習作)」F50 福島 靖代「私は知っている」F50

藤田 恵 「カノン」F30 藤田 恵 「夢にも思わない」S100? 藤井 静江「遊行期の想い」F100 藤井 静江「習作(1)」F10

河合キヨ子「1本の縄」F30 河合キヨ子「飛翔」F30 野呂 恵子「浮遊」F30 野呂 恵子「夏」F10
2007'11.14.Wed

□「竹津昇 水彩の旅」展

本日から始まった個展を拝見して参りました。

先週は「佐藤 潤子個展」に伺ったのが唯一の展覧会でした。
今週は札幌時計台ギャラリーで「8・6の会展」と、この山の手ギャラリーだけが予定でした。

「北海道美術ネット」を主宰されている梁井 朗 さんにしても、「榮通記」の丸島さんにしても、それこそ毎日ギャラリーを巡って折られるのではないかとお見受けしておりましたが素晴らしい情熱ですね。

Ryo@管理人は個展を見て歩くことが通院や休養、別の趣味に優先するものとは考えにくいのが現状です。



そんな訳で、ご案内状を頂いた方の展覧会のみ伺っております。

今回の竹津 昇 さんという作家を存じておりませんでしたが、
先日この掲示板に書き込みを頂きお名前を知ったばかりの方でした。
但し、案内DMを拝見した時に、「80周年記念道展」で見たような気がしてはいたので、作品にはお会いしていたのですね。

80号から120号までの大きな作品が7~8点、主にスペインをスケッチ旅行した折の作品が20点ほどを展示しておりました。
竹津さんはスケッチは彩色まで現場で仕上げることが多いとのことでした。
水彩・油彩を問わず、風景を描く作家の皆様にお聞きしますと、それぞれがこだわりを持って『現場で描く』『現場では描かない』と主張されることが多いのですが、より臨場感が漂ってくる感が致します。
水彩の技法などの知識が乏しいRyo@管理人で、詳しい説明をすることが出来ないのをお許しください。
何点かご紹介します。

「アルコスの綿小屋」 「ボンニューの街」 「アルコスの農家」

「昼下がり(ガダルーペ)」 「夕暮れ(Villamartin)」 「木かげ」


大きな作品は構図がなかなか面白いし、しっかりと描いてあり、スケールの大きな作品で、好感が持てました。

上の欄の案内の文中に作家在廊日が記してあります。
足を運んでみてくださることをお勧めいたします。

「Book Stand」 「納屋の扉」
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