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いーとあーとブログ

展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'05.05.Sun
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2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/12(Mon) 18:23 No.3292  
 

3292.jpg ◆「谷口 明志展」 札幌時計台ギャラリー

道展会員の谷口 明志さんの個展を拝見して来ました。
案内DMを見なくても谷口さんの現在の仕事は想像できますので、札幌時計台ギャラリーの天井の高さ、A室の手前と奥の照明がどうだろうかなど思い浮かべながら行きました。

拝見してやはり高さと照明が少し気になりました。
でもそれは、ポルトギャラリーか美術館でなければクリア出来ない種類の言ってみれば我侭みたいなものですね。
ギャラリーどらーるでも同じです(ガクッ)。
『今朝会場で作品の角度を変えたりしたんです』と話しておりました。
ご自分の作品を「言わばドローイングみたいなものですから・・」と仰っておられましたが、私も同感でした。
画材は普通のラワンベニアにアクリル絵の具で彩色し、黒と白の鉛筆で細かく塗って立体感を出しております。
ベニアも当たり外れがあって、絵の具を載せると反ったりするものも多くてやり直しに要する時間が多いとのことでした。

私が作品の話をしている時に、何処かのオジサンが「これは昆布を描いているのですか?」と質問してきたのには笑いを堪えるのに苦労しました(笑)。
谷口さんは真面目に「よく聞かれますが、昆布ではありません。でもこの作品は似ていますよね」と返答しているのも可笑しくて笑ってしまいました(笑)。

ベニアのカットは糸鋸かと聞きますと、カッターで一気に切り抜いて行くとのことですから将にドローイングですね。
作品のタイトルは「感情曲線」と「感情断片」の二つですが、作品だけではその分かれる基準が分からなかったのですが、ご自身の内面に何か根ざすものがあるのでしょう。
「感情曲線1」 「感情曲線2」 「感情曲線3」 「感情断片1」 「感情断片2」 「感情断片3」 「感情断片4」 「感情断片5」 「感情断片6」

以上が全作品でした。尚、タイトルに付いた数字は勝手に付けただけで、正規のタイトルには入っておりません。

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2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/12(Mon) 22:28 No.3293  
 

3293.jpg ◆「13の会展」 札幌時計台ギャラリー

札幌時計台ギャラリー2階の「矢崎 勝美展」会場で矢崎さんと話していると、『あー、3階は暑い。少し涼ませて~』と背中から元気の良い声が聞こえてきました。

道展会員の川畑 和江さんの声でした。
「和江さんどうしたの?」と聞くと、『いやー、恥ずかしくて誰にも案内していないんだけど、高校の同期生と展覧会してるんだ~』とのことでした。

いつも大変にお世話になっている川畑 和江さんですから取材しない訳には行きません。
札幌東高校13期(1973年卒業)の同期生で、何らかの形で美術活動をされている方9名と、当時の先生1名の10名の展覧会(発表会?)を開催しておられました。
美術団体に所属して本格的に作家活動をしているのは川畑 和江さん(もう1点)だけですが、油彩あり、スケッチあり、陶芸ありのバラエティーに富んだ作品が並べられておりました。

2007'01.26.Fri
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/04(Sun) 16:38 No.3252  
 

3252.jpg ■「矢崎 勝美展 cosmosシリーズ」 札幌時計台ギャラリー

会期:9月12日(月)~17日(土)
時間:10時~18時 (最終日17時)

札幌在住の美術家 矢崎 勝美さんの個展です。
ご当人から「版を駆使した近作展」とのコメントがございました。
尚、12日の午後6時からオープニングパーティーを開催するそうです。



展覧会 竜馬@管理人 - 2005/09/12(Mon) 17:15 No.3291  

3291.jpg ◆「矢崎 勝美展 cosmosシリーズ」 札幌時計台ギャラリー

B室いっぱいに隙間無く展示しておりました。
「矢崎さん、毎年何ヶ所も個展をしているし大変な量だね」と話しますと、『いや、まだまだあるよ。』とのことでした。『ただ、五つの工程を経て制作しているから大変なんだ』と言われます。
「五つの工程って何ですか?」聞きますと、
オフセット印刷→セリグラフ→デカルコマニー(圧力転写)→マーブリング(墨流し技法)→エアーブラシの5工程だそうです。
以前に何度も『僕の作品は同じものがひとつとしてない。版画家と呼ばれるのは当たっていない』ということを話しておられたのを思い出しました。
今回の作品も転写が効果を出しておりましたが、その痕跡が実に美しくマティエールまで出来ているのには感心しました。
この辺が矢崎 勝美さんの真骨頂でしょう。
丁寧で細心の仕事が読み取れました。

作品点数が多かったのと、明日から東京出張が入っているので処理時間が不足するので、画像は何枚かに絞らせて頂きます。
コーナー1コーナー2コーナー3コーナー4コーナー5コーナー6コーナー7

2007'01.26.Fri
展覧会案内 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/01(Thu) 11:57 No.3244  
 

3244.jpg ■「第33回 美術文化北海道支部展」 札幌時計台ギャラリー

会期:9月12日~9月17日(土) 10:00~18:00(最終日17:00)

美術文化会員・新道展会員の藤野千鶴子さんからご案内を頂きました。

メンバーを拝見しますと新道展に所属されている方が多いのですね。



Re: 展覧会案内 竜馬@管理人 - 2005/09/12(Mon) 16:27 No.3290  

3290.jpg ◆「第33回 美術文化北海道支部展」 札幌時計台ギャラリー

美術文化協会は「シュールリアリズムを追求する」と謳っている公募展らしいのですが、東京都美術館での本展は見たことがありません。
従って会全体の水準等は理解しておりませんので、北海道の作品が比較してどうとは言えません。
会場に藤野千鶴子さんがおられましたので、彼女の作品と、熊石のお坊さんの西田 靖郎さんの作品だけ撮影いたしました。

2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/09/11(Sun) 15:30 No.3287  
 

3287.jpg ◆「風の中の展覧会」小川原脩記念美術館(倶知安町)

「麓彩会展(47)」と同時開催いたしております。
昨年も拝見しておりますが、この展覧会のメンバーは彫刻・造形・作陶とジャンルを立体にしておりますが、概して年齢が若くしっかりした姿勢の作家が多いので興味深く拝見いたしました。
実は、竜馬@管理人今年最大の買い物である「ニコンデジタル一眼レフ」を自分では始めて使ってみようとこの日持参いたしました。
麓彩会展から観ましたので、展示室最初の作品野本 醇 さんの作品を撮影し、写り具合を見ようとカメラを持ち変えた瞬間手を滑らせて1m40位の高さから大理石の床に落としてしまいました。
“ガチャーン”という大きな音がし、美術館の係員が作品を落としたとカン違いをして飛んできました。
外見は何でもないのですが、フラッシュが切り変わらないとか微妙に「変だな」と感じる所があります。
そんな訳で、ガッカリしながら美術館の外部ので作品を見ていると両展覧会に出品している林 雅治さんがニコニコ笑いながらやって来ました。
『台風で作品が倒れたり、雨が凹んだ所に溜まったりして傷んだ箇所が何箇所か出たものですから、地元にいる者として点検しています』とのことでした。
その部分を全て案内してくれながら作品の特性をお聞きしました。
川上 勉 さんの作品「薄曇りの日曜日の朝に」(作品一部)はダンボールの基材にポリエステル樹脂をかけているのですが、台風の雨が作品の下やピンホールからダンボールを濡らし変形させておりました。
写真を良く見たらあちこち凹んでいることが分かるかと思います。
他にも、川上 加奈さんの「HANA」は変形はしておりませんでしたが、左下の凹型の部分に水が溜まっていたり、両目の右目じりにゴミが付着したり下地の色が出たりして、流し目をしているかの様になっておりました。
この「HANA」のフォルムも、白い色もとても印象的でした。所々に出ている赤は後からの着色でなく、赤色で下地塗りをした上に白を着けたのだと思いますが、台風の強い風雨で予想以上に赤を見せてしまったのだと思いました。
小野寺紀子さんの「夕子」は相変わらず端然とした佇まいに仄かなエロチシズムさえ感じさせる作品でしたが、別角度の作品写真を見ていただければお分かりの様に、銅像やブロンズ像が酸性雨にやられた様な痕跡が出ております。
ポリエステル樹脂ですから、そんなことは無いのは直ぐ分かることですが、「これも雨のせいかな?」なんて思わせてしまうところが技術なのでしょうか。
橘井 裕 さんの「一人の侍」「無伴奏チェロ」なんかはどんなに雨が降ろうが作品が錆びようが関係ありませんね(笑)。
笠原 昌子さんの作品「蛹」は、先ず設置条件が悪すぎて気の毒でありました。
育ちきっていない植樹樹木の添え木に寄りかかせなくても、「他に展示方法が無かったものか?」と思います。
そんなことからか、風に飛ばされて転がったりしていたそうで、結構沢山の割れやヒビが入っておりました。
この作品もポリエステル樹脂ですから屋外設置にはもっと気を使う必要があったと思います。
作品は一部を拡大して画像にしましたが、とても面白い作品で不思議な魅力を持っておりました。
そして出産を終えて俄然制作に力を入れ始めたばかりの加藤 宏子さんは旧作でしたが想像していた以上に小川原脩記念美術館の庭に溶け込んでおりました。
「holdin’」・「spread」「ナイルを北に」の3作品を展示しておりました。
「ナイルを北に」の部分拡大をして見ますと、展覧会開始当日には生えていなかった草がすっかりと背を伸ばし、不思議な光景を作っておりました。
そして最後に私を倶知安まで誘ってくれた林 雅治さんの作品「無題」です(別角度)。大同ギャラリーでの、「NAC展」に出品した作品を大型にして、釉薬を用いず薪の炎の灰だけを釉として仕上げたそうです。大きい作品ですから焼成時に何本かのスジ・割れが入り、応急処置だけ施して並べておりました。
そんな意味で作品タイトルを付けずに「無題」にしたそうです。
生憎の天気で、太陽が出ていたら朝昼晩の太陽にどう輝くかも観たかった思いが致します。
開放感あふれるこの二つの庭はとても魅力的な空間でした。



Re: 展覧会 stoku - 2005/09/11(Sun) 16:47 No.3289  

遠いところ麓彩会展の取材有り難うございました。あのいいカメラ落としてしまったのですか。ニコンの札幌サービスセンターで見てもらった方がいいですよ。

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