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展覧会情報(旧ギャラリーどらーる掲示板より)

2024'05.18.Sat
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2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/08/31(Wed) 23:18 No.3237   HomePage
 

3237.jpg ◆「木村 富秋 展」 札幌時計台ギャラリー

独立展会友・全道展会員の木村 富秋さんの個展に伺いました。
画像の保存に失敗し、撮影のし直しをした為にご紹介が遅れてしまいました。

木村 富秋さんは独立展では2点作家になっておりますが、独立の恒例で3点(130号・S100・F100各1点)を出品しております。
130号は全道展と使いまわせますが(むろん手を入れております)、2点は新作になります。
他に東京銀座で毎年会友同士のグループ展に2枚出しております。
全道展事務局長の激務もありますし、教室も主宰しております。竜馬@管理人よりかなり年齢は若いと思いますが、それでも大変なことと推察いたしております。

今回の個展では大作は130号を2枚、100号を3枚を中心に、30号3枚20号4枚の中品と15号2枚10号以下7枚の構成でした。

大きな作品はすべて「鳥唄」というタイトルであります。
スペインの偉大な音楽家パプロ・カザルスの曲に同名の曲があり、木村さんがその曲に触れて甚く感動を覚えたそうです。
それからここ10年位「鳥唄」というタイトルを使っているそうです。

作品をご紹介します。
《大きな作品》
04年独立展発表作1「鳥唄」
04年独立展発表作2「鳥唄」
05年独立展出品予定作1「鳥唄」(05年全道展発表作)
05年独立展出品予定作2「鳥唄」
05年独立展出品予定作3「鳥唄」
見ていただければ直ぐお分かり頂けますが、昨年までの独立の作品は背景に白を多用しておりましたが、今年は考えることがあって白を背景からはずしたとのことでした。

《30号》
「休息(川)」F30
「座るかたち」F30
「粉雪の日」F30

《20号》
「風・トルソ」S20
「座るかたち」F20
「木漏れ日」F20
「鳥を抱く人」F20

《15号》
「鳥の唄」F15
「秋の光」F15

《10号以下》
「雪の日」F3
「秋日」F3
「休息」SM
「夏の光」F4
「白い部屋」F6
「窓」F6
「デッサン」

上記のリンクさせた画像でご理解頂けるかどうかは分かりませんが、20号~30号の中品が本当に素晴らしく感じました。
木村 富秋さんにその旨申しますと『これは何年後になるかはっきりしていないけれど、先の自分の作品のスタイルにしようと模索している云わばエスキースなんです』とのことでした。

3階では木村 富秋・木村由紀子ご夫妻の教室展が行われており、なかなかのレベルの方が何名かおられました。

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2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/08/29(Mon) 18:32 No.3229  
 

3229.jpg ◆「第50回 新道展」 札幌市民ギャラリー

事前にご案内状・ご招待券をお送り頂いておりながら期日を間違えて記憶し、案内すら掲載しないでおりました。
北海道新聞の文化部古家 昌伸さんの記事を見て初めてドジッたことを知りました。
新道展関係者の皆様誠に申し訳ございませんでした。
懇親会も出張を入れてしまい欠席をし、失礼を致しました。
重ねてお詫び申し上げます。

昨日28日日曜日に拝見して参りました。
日曜日のお昼頃の時間帯でしたが、会場はあまり込みあってらず人影もまばらで、ゆっくりと撮影出来ました。

かっては道展や全道展では受け付けない作風があり、新道展がそれらの受け皿になった時期があり、「自由な表現の新道展」という役割を果たしておりました。
ところが最近は道展も全道展もそういった傾向が薄れ、昔は新道展しか受け付けなかったような作品も取り上げるようになって参りました。
これはあくまで私の個人的な受け止め方ですが、新道展“らしさ”が薄れつつある様に感じております。
香取 正人・中村 哲泰・今荘 義男・工藤 悦子・鈴木 秀明・白鳥 洋一・野又 圭司・林 教司・藤野千鶴子氏らの新道展を代表する作家が健在で、しっかりと活躍されておりますが、会全般を眺め渡すと「個性豊かな」と言い切れない寂しさを感じております。

今回は新会員・新会友に推挙された方、50回特別記念賞・協会賞・佳作賞受賞者をご紹介しようと出かけたのですが、新会友は撮影しませんでした。
新会員も撮影しなかつた方もおりますのでご承知置き下さい。

《受賞》  (順不同・敬称略)

□第50回記念賞(最高賞) 和田仁智義(一般) 「海に眠る」
 一般になっておりますが、数年前まで会友だった方と聞いております。
 しばらく二紀展に出品しておりましたが、今年突然に又出品して来た方とのことです。
 絵はかなり荒削りですが意欲作なのを評価されたのでしょうか。退会した会友に最高賞をね・・・。

□協会賞 清野 有香(一般) 「光明」
 若い方と伺いましたが、私はどういう方なのか経歴も存じ上げない方です。
 他の作品も観て見たいですね。

□「佳作賞」
・上原 裕子(会友) 「鈴蘭」
 15年以上前からの知人です。頑張って欲しいと思います。
・柴崎 康男(一般) 「さんま船のある風景」
・佐藤 孝子(一般) 「20才」
・木原 文代(一般) 「UTUROI」
 とてもよく似た作品を「ギャラリーどらーる」で先月飾っておりました。
・森田 明志(会友) 「春宵の夢 Ⅰ」
・園部 信二(一般) 「おしくらまんじゅう A」
・山形 弘枝(一般) 「貴」
・鈴木ひとみ(一般) 「ハートの浄化」(画像無し)
・平原 郁子(会友) 「野-花の記憶 Ⅱ」
・山本 倫瑚(一般) 「想Ⅱ」

《新会員推挙》
・河合キヨ子(会友) 「飛翔永遠」
 河合さん会員推挙おめでとうございます。
・杉本 昌晴(会友)  「過ぎく時間(とき)・風」
・本間 良子(会友)  「横たわる夢(1)」
・芳賀 雪子(会友)  「縄文の立春」
 図録のタイトルと違っておりました。
・菊地美智子(会友) 「森からの恵み Ⅰ」 
・池田宇衣子(会友) 「企みの解」(画像なし)
・中村つね子(会友) 「窓辺 Ⅰ」(画像なし)

《気になった作品》 (順不同・敬称略)
・野又 圭司 (会員) 「a flag at halfmast」
・中村 哲泰 (会員) 「空気半減の世界」
 グループ環ではいろいろ試しておりましたが、今回は手堅くヒマラヤで来ました。
・香取 正人 (会員) 「小樽運河」
 香取さんの風景画は本当~に上手いですね。
・林 教司  (会員) 「WATER SEED」
 林さん、久しぶりの平面作品(それ400×140の大作)でした。
 噴霧器を入手し加工。10mの巻物の水彩紙を購入、 油・水彩・アクリルといろいろ使ってみたとのことです。
 最近は立体が多かったのですが、元々平面は上手なんですよね。
・工藤 悦子 (会員) 「夜の鼓動」
 秀逸だと感じました。
 工藤さんは主体展と時期が重なりますから、使いまわせません。
 素晴らしいパワーですね。
・藤野千鶴子 (会員) 「宙―空いろり05」
・鈴木 秀明 (会員) 「ノアの方舟」
 藤野さん、鈴木さんは200号。工藤さんは190×300の大作でした。
 今荘 義男さん含め、このベテランたちの意欲が会を支えているのでしょう。
・東  誠  (会員) 「正しい治水と未来について」
・古田 瑩子 (会員) 「68人の主役たち」 
 東さんも古田さんも「ギャラリーどらーる」での個展をされた方です。
 変わりように『あらら、どうされたんでしょう』
・今荘 義男 (会員) 「古里’05」
・斎藤 豊子 (会員) 「湿原のハマナス」
・藤田 恵  (会員) 「ノクターン」
 斎藤さん、藤田さんは北海道新聞の古家さんが取り上げておられましたね。
 藤田さんはしっかりと描き込んでいました。会員になって絵に方向性が出てきましたね。
・白鳥 洋一 (会員) 「PARADIDE OF SNOW 変な夢」
・細木 博子 (会員) 「時の流れの中で」
・松本 道博 (会員) 「傾く陽」
・高橋 芳子 (会員) 「うちごもるもの」
 松本さんと高橋さんの今年の作品は私のイメージと少し違っておりました。
・桜井由紀子 (会員) 「午後のアトリエ」
・荒川 敬子 (会員) 「風を待つ」
・金内 敬子 (会員) 「森の悲歌」

他にも一般で気になった方が2~3名おられたのですが、割愛させていただきます。 



Re: 展覧会 ねむいヤナイ - 2005/08/30(Tue) 11:38 No.3230   HomePage

 清野さんは、2001年ごろは北海高校「どんぐり会」に属していたと思います。
 だから、はたちか21歳ぐらいですね。若いですね。



Re: 展覧会 竜馬@管理人 - 2005/08/30(Tue) 12:25 No.3231  

あー、そうなんですか!若いですね~。
道新で白黒で見た時は凄い迫力がありましたね。
直接傍で見るとまだまだ未完成な部分がありますが、その若さなら許せますね。

2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/08/29(Mon) 13:39 No.3228  
 

■「浅井憲一の個展 騒がしい卵たち」

鉄の彫刻家浅井 憲一さんが南区石山にあるご自宅裏のアトリエとギャラリー・スペースを使って「騒がしい卵たち」と題した個展を行っておりました。

25日から4日間の会期でしたが、最終日28日(日)に伺いました。
2~3年前に札幌芸術の森美術館での展覧会で初めて出した卵型の檻(?)から出発して、最近は卵に凝っている様に見受けておりました。

『卵は生命とエネルギーの根源』『卵の中が最も安らげる場、護られている場』と語っておりました。

車にナビが付いていないと多分私はたどり着けなかったと思うような場所にご自宅とアトリエ、ギャラリー・スペースを設けておられます。
札幌市内ですが、一番坂を登り木立に囲まれた高台にありまして、とても長閑で開放感溢れる場所にありました。
工房横には鶏小屋があり、烏骨鶏が数羽コケコッコーコケコッコーと鳴いておりました。

今回の卵の作品群は作品はアトリエ1階の作業場に展示してあり、2階のギャラリーは奥様の幸子さんの描かれた平面と浅井さんの過去の大きな作品を常設展示してありました。
作品を(撮影の失敗もあり)全部ではありませんが画像リンクさせます。
「モーニングサービス」「安住なる場所」「・・にチャック」「トコトコ」「満員御礼」「作品名失念」「ストレス」「ゆりかご」等の作品が展示されておりました。
気に入った作品がありましたが、価格が30万円~40万円で私にはちょっと手が出ませんでした。(ガクッ)

その他にも鉄ではなくアルミダイキャスト(?)で出来たピカピカ光っている卵もあり、お値段は安かったのですがやはり鉄が良いですものね。

2007'01.26.Fri
展覧会 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/08/29(Mon) 11:54 No.3227  
 

3227.jpg ◆「NAC展」 大同ギャラリー

多忙にまぎれてご案内を掲載するのを忘れておりました。
林 雅治さんからメールを頂き28日(日)に拝見して参りました。
今回が11回目とのことですから開始から10年以上の年月が経過しておりす。
今年は滝本 宣博・林 雅治・堀江 隆司・前田 英伸氏ら4名の展覧会になっておりました。
確か昨年は確か伊勢 幸広さんともうお一方参加されていたと記憶しております。
陶芸のことは(も?)良く分からない竜馬@管理人ですが、それぞれが確かな仕事をされていることだけは分かります。

出品が少ないので全作品を画像リンクさせます。

□林 雅治さんは京都の陶芸家のご家庭に生まれ、修行された後北海道に渡り、現在倶知安町寒別という山村の尻別川に近い廃校跡を借り受け窯を持っておられますが、羊の研究家としても知られております。
「現在12頭に減らした」と言っておりましたが、珍しい(美味しい?)羊ばかりを飼育しております。
今回の作品は、紐状にした土を巻き上げて形作った円筒状のものを2つ組み合わせて焼き上げた作品です。
タイトルは見逃したのですが、フリーハンドで施釉した模様がきれいに仕上がっておりました。(裏側からの画像)
□堀江 隆司さんは夕張市で「とうしろう」を主宰している方で、炭鉱のズリ山などにある廃土を作品に取り入れる試みをされた作品と伺いました。
質感を出すためにカリカリに焼いて粘土と組み合わせたのかと勝手に推測しておりましたが、所々接着剤で固めてありました。(部分画像)
堀江さんは電気・ガス・オイルなど各種の窯をお持ちとのことでしたが、何で焼かれたのかは作品だけでは分かりませんでした。

□前田 英伸さんは旭川市に在住の作家で、現在は北海道教育大学旭川校の助教授をされている方です。
今回出品されている作品はコーヒーカップの持つところだけを100点制作されたものを出しておられました(100点あったか数えませんでした)。(別角度画像)
タイトルは「Form of 100 Handles」でした。
同じ作品化どうかは確認しておりませんが、「第7回国際陶磁器展美濃」の陶磁器デザイン部門Aで銅賞を獲得された作品名も「Form of 100 Handles」でした。

□滝本 宣博さんは上川郡東川町に「理創夢工房」を営んでおられる陶芸家です。
出品されている作品は練りこみの作品で、当初から陶土に顔料が入れられておりますが、作品一つ一つの色(黒)は微妙に違いがあります。
「花器 あー」「花器 べー」「花器 つぇー」「でぇー」「」
でした。

2007'01.26.Fri

訃報 投稿者:竜馬@管理人 投稿日:2005/08/28(Sun) 15:44 No.3226  
 

道展会員で岩内町在住の青塚 誠爾さんが今朝逝去されました。
木田金次郎さんの教え子として知られておりましたが、昨年から体調を崩されて療養中でした。

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